最近のやつらはマジで困る。金は稼げないし、命がけだもん。
ウェンツァイ、俺が実家に帰省したときに、高校のグループでずーっと話してかった美人のフー・シャオがさ、家にきて治療してくれって言うんだよ。
俺、医学部だからさ、グループで「これどうしたもん?」みたいな相談がよく来るんだ。俺が見てやれって。
俺もさ、今はグループで有名になって、前みたいに誰だかわかんないみたいな感じじゃないんだよね。やっぱ医学部入って人生変わったわ。前の美人のクラスメイトとか、自分から話しかけてくるし。
ちょー興奮しつつも、ちょっと不思議に思ってさ。「病気なら病院行けばいいじゃん。俺まだインターンだし、たぶん役に立てないよ」ってフー・シャオに聞いてみた。
そしたら、なんかモゴモゴして、本当のこと言わないんだよ。だから俺はちょっとムカついて「言わないなら行かねーよ」って強がってみた。
そしたらフー・シャオ、ちょっと焦ったみたいでさ。「やだ、なんか変なんだよね。病院行くのも怖くて。うちのクラスで医学部ってあなただけだし。だから、すっごい勢いでお願いして、あなたに会いに来たんだよ。もし…」って。
もし、なんだよ?って俺が聞いたらさ。
フー・シャオ、メッセージで「もし治してくれたら、1回だけ…」って送ってきたんだよ。
その瞬間、俺、一瞬で幸せの絶頂に達したよね。フー・シャオのこと、めちゃくちゃ覚えてるんだ。まだ若い学生だった頃、みんなが色気づき始めたとき、彼女は一歩先を行ってたし。34Dの胸のこと、忘れられないってやつ。今どうなってんだろうなーって。
でさ、普段は全然話しかけてこないのに、いきなりこんなこと言うからさ、びっくりしたんだよね。
ちょっと考えたんだけど、これは、もしかして相手を騙すことになんのかな?それとも、俺を楽しませてるだけ?なんか裏があるとか?
でもさ、最後は衝動が理性を上回ったよね。だって俺、男だし。できることって言ったら、そういうことじゃん?フー・シャオの方から言ってきたんだし。俺が無理矢理お願いしたわけじゃないし。ラッキーじゃん、まじで。
それにさ、もしかしたら治せないかもしれないし。もし、ただの軽い病気なら、俺だって自信あるよ。だって、専門課程、何年もかけて勉強したんだから、無駄にはしないし。でも、もし治せなかったら、さすがに相手にするとか、気まずいし。
ってことで、OKしたらフー・シャオから家の住所が送られてきて、オフラインになった。多分、恥ずかしいんだろうな。
俺はボロチャリ漕いで、ルンルン気分で向かったんだ。
そしたらさ、まさかこんなことになるとは思わなかったんだよね。
住所の場所に行ってみたら、高級住宅街だったんだよ。まさかフー・シャオがこんなリッチだとは思わなかったし、こんなところに住んでる人って、金持ちか、すごい人しかいないじゃん。
チャリ停めれるとこ見つけて、チャリ止めて歩いていったんだ。俺のボロチャリ、盗まれる心配がないから、マジで助かるわ。
チャリ止めたらさ、道端でホームレスみたいなオッサンが俺のこと見てて「若いの、今日はお前の顔色悪いから、早く家に帰ったほうがいいぞ」とか言ってきたんだよ。
こいつ、マジで何言ってんだ?って思ったけど、今日は気分がいいから、相手にする気にもならないんだ。
でさ、入り口まで行ったら、門番に止められたんだよね。入館証見せろとか言われて、持ってませんよ、って言ったらさ。
そしたら、門番の態度が一気に180度変わってさ。俺のこと上から目線で見て、めっちゃ見下してくるんだもん。
最初は、別に話すつもりなかったんだけど、なんか小馬鹿にしてくるから、俺もカチンときちゃってさ。多分、最近の鬱憤を俺みたいな貧乏人にぶつけたいんだろーな。
「お前みたいな奴がウロウロしてたら、泥棒みたいに見えるんだよ。こういうのは、いっぱい見てきたからな」
「一目で、ろくでもないやつだってわかるよ」って、もう一人の門番も言ってきたし。
俺もさ、人の見た目で判断するやつ多いなーって思ってたんだけど、今日、マジでそういうやつらに会うとはね。「ふざけんなよ、俺は人の治療に来たんだ」って言ったらさ。
「なんかいい言い訳探してきたな。お前、アホか。治療だって?出てけ」
俺、睨みつけてやったよね。「犬以下のやつらが」って。
そしたら、俺を怒らせちゃったみたいでさ。「このガキ、まだ文句言ってやがる。タコ殴りにしてやる」って。
何人かに囲まれたんだよね。俺、子供の頃から栄養失調で弱っちいし、こんなやつらに囲まれちゃったら、マジでヤバいじゃん。
そしたらさ、マジで運がいいときって、こんなことまであるんだなって思ったよね。困ったときに、めっちゃ美人な女性が近づいてきたんだよ。
その女の人、スタイル抜群で、雰囲気もあって、肌もめっちゃ綺麗なんだよね。最近、大学で色んな人見てきたけど、こんなタイプの美人、マジで珍しい。
門番たちはさ、その美人を見たときに、俺に対してみたいに下品な顔しなかったから、ビビってたんだよね。「ラン姉さん、こいつは、この住宅街で盗みを働こうとしたんですよ、僕たちが止めました」って。
「嘘だよ、見た目で判断するクソ野郎が」って、俺は太った門番に掴まれて、振りほどこうとしたんだ。
そしたら、ラン姉さんって呼ばれてる女の人が近づいてきて、優しく手を振ったらさ、門番たちは、一瞬で俺から手を離したんだよね。マジで、どんな命令よりも効果あったわ。
ラン姉さん、俺のところにきて「良い人には濡れ衣を着せないし、悪い人は見逃さない。泥棒じゃない理由を教えて」って言ってきたんだ。
俺はさ、ラン姉さんのセクシーなくびれに見とれて、ちょっとボーッとしちゃったよね。そしたら、彼女からいい匂いがしてきて、顔赤くなっちゃった。「フー・シャオの治療に来たんですよ。フー・シャオとのメッセージのやり取りもありますし」って言ったらさ。
「メッセージのやり取りは?」って、ラン姉さんが俺に言ってきたんだ。
俺はポケットからNokiaを取り出して、彼女に渡したんだ。
周りの人たちは、大爆笑。「今どき、Nokiaとか使うやついるんだ」
「マジで田舎者。こんなところに住んでるやつと、どんな知り合いなんだ?」
俺は深呼吸して「お前ら、犬以下のやつらが、俺のこと見下してんじゃねーよ」って言ったよね。
マジでさ、こんなこと言いたくなかったんだけど、こいつらが何度も挑発してくるからさ、つい言っちゃったんだ。
そしたら、犬以下のやつらって言葉にカチンときたのか、一斉に興奮して、腕まくりして殴りかかってこようとしたんだよね。そしたら、ラン姉さんが睨んで、みんな下がったんだ。
ラン姉さんって人、マジでここの人たちから、すげー尊敬されてるんだなーって思ったよね。
「確認したわ。本当みたいね。入れてあげて」って、ラン姉さんはNokiaをいじって、俺に返してくれた。
俺はドヤ顔で上見て、あいつら見たよね。「よく聞け、犬以下のやつらが、人を見下すなよ」って。
もちろんさ、言い終わった後に後悔したよね。ちょっとかっこつけたけどさ、後でボコボコにされる展開とか、散々見てきたじゃん?今回も、ラン姉さんがいなかったら、マジで親にも顔向けできないくらいボコボコにされてたはずだよ。ラン姉さんがいなくなったら、どうなるんだよ…
ってことで、ビビって進めなくなったんだよね。だって、俺のちっちゃい体じゃ、あんな人数に殴られたり蹴られたりしたら、マジで耐えられないし。
そしたら、ラン姉さんが止まって、なんで入らないの?って聞いてきたんだ。
もちろんさ、殴られるのが怖いなんて言えないじゃん。美人を前にして、ちょっとはカッコつけとかないとね。「フー・シャオと久しぶりに会うから、ちょっとだけ、あれだよ」って言ったんだ。
ラン姉さんの声、マジで良い声なんだよね。それで、プフって笑って「あらー、まだ恥ずかしいのね。チャンスは1回しかないんだから、しっかり掴みなさいよ。あんた、持ってないわね。私はフー・シャオの隣人なの。フー・シャオがクラスメイトを家に呼ぶなんて、初めて見たわ」って。
ラン姉さんの話だと、フー・シャオのこと知ってて、フー・シャオはよく人を家に呼んで遊んでるってこと?
フー・シャオ、数年ぶりに会ったら、そんなにオープンになってたんだ。
「ちょっと何か取りに行くだけなのよ。あなたも来る?じゃないと、すごい広いから、探すのに時間かかるわよ」
ラン姉さんの言葉に、俺もちょっと行きたい気持ちになったんだよね。それにさ、ラン姉さんにダサいって思われたくないし。
それにさ…ラン姉さんにくっついて歩くのも、マジで楽しいじゃん。ラン姉さんのナイスバディを、チラ見できるし。
あんなスタイルと、あのライン、マジで悪魔の化身って感じじゃん。触れたら、絶対気持ちいいんだろうな。
ラン姉さんが先導してくれて、時々話しかけてくるんだよね。俺も、フー・シャオのこととか聞いてみたんだけど、ラン姉さんはニヤニヤしながら「会ったらわかるわよ」って言うんだよね。
七曲がり八曲がりして、静かなアパートが見えてきたんだ。マジで、見つけにくい場所だったわ。ラン姉さんの言う通りだわ。もし一人で来てたら、マジで時間かかってたわ。
このアパート、マジで広いんだよね。1階に10世帯くらいあるんだよ。俺、ちょっと不安になっちゃったよね。まさかフー・シャオ、海に落ちて、ロウフォンとかやってんじゃねーの?だってさ、フー・シャオの家のレベルからしたら、こんな高級住宅街に住めるわけないじゃん?それに、フー・シャオが病気で、病院行ってないってことは、マジでそういう病気なんじゃね?って、どんどん確信が強くなってきたし。そう考えると、なんか俺の熱も冷めてきたんだよね。こんな場合でも、俺に触るとか、マジで無理じゃん。
ラン姉さんがフー・シャオの家の場所教えてくれて、部屋のドアを開けてくれたんだ。俺、うっかり部屋の中見ちゃったら、ソファの上に、ちょっと破れたブラジャーと、キャミソールのシルクスカートが置いてあったんだよね。都会のやつらは、マジで遊んでるなーって思ったよね。
でもさ、フー・シャオも困ってるんだし、助けないわけにはいかないし、もうドアの前まで来ちゃったし。
ノックしたら、返事がないんだよね。フー・シャオ、まさか出かけてる?って思って、もう一回メッセージ送ったら、今度はすぐに返信がきて「ちょっと待ってて、すぐ開けるから」って。
俺は、ドキドキしながらドアの前で待ってたんだけど、1分くらいしたら、ドアがちょっと開いて、白い影が部屋の中にすごい勢いで走っていったんだよ。それから、ドアが閉まったんだ。
これって、どういう状況?恥ずかしいってこと?