俺の義理の姉の名前はソフィアって言って、柳みたいに細い眉に、さくらんぼみたいなちっちゃい口してんだ。マジで古典的な美人だよな。結婚して3年になるんだけど、義理の姉、お母さん、それに娘さんとの関係もすげー上手くやってんだ。うちの家族は、ソフィアのこと「良い奥さんもらったな」って褒めててさ、俺も心底羨ましいんだよね。あんなソフィアみたいな嫁さんが欲しいよ。
高校2年の時、寮が改装でさ、一時的にソフィアの家に居候することになったんだ。毎晩、旦那さんの声が聞こえてくるんだよね。どんなに遅くても、起き上がって壁に耳を当てて、ソフィアの体の上に自分がいるのを想像してたよ。
でも、今夜は事件が起きたんだ。夜中の1時、ソフィアの声でまた目が覚めたんだ。俺は、ソフィアのちょっとエッチな声で、シングルの退屈を解消しようと、手でズボンの硬さを落ち着かせようとしてたんだけど、ソフィアの声が急に焦り始めて、低い呻き声が聞こえてきたんだ。
ソフィアはちょっと不満そうに文句言ってた。「週に1回しかしてないのに、なんでそんなにすぐできないのよ?」
「最近、仕事でちょっと疲れててさ。ノリが悪いんだ。わかったから、早く洗って寝ようぜ!」
旦那さんの声はちょっと疲れてた。ソフィアの顔は見えなかったけど、今のソフィアが絶対機嫌悪いのは想像できたよ。
二人が終わったのを確認して、俺はもう盗み聞きする気もなくなって、また寝っ転がって呼吸を整えて、燃えるような勢いをゆっくり冷ましてたんだ。朦朧として寝そうになった時、隣から夫婦喧嘩の声が聞こえてきて、それがどんどん激しくなってさ。最終的に、ソフィアが旦那をののしって、玄関に倒れ込んで家を出て行ったんだ。
ソフィア、夜中に何がそんなにムカついたんだ? 俺はビーチパンツを履いて、裸でドアを開けてリビングに行ったんだ。そしたら、ソフィアの寝室のドアが半分開いてて、中からすすり泣く声が聞こえてきたんだ。
ドアまで行って中を覗いたら、ソフィアは黒いネグリジェ一枚で、ブランケットは腰までしかかかってなくてさ、白くて細い足が丸まってるんだ。今は、俺に背を向けて枕に突っ伏してて、肩が小刻みに震えてた。
「義理の姉、どうしたの? なんで夜中に喧嘩なんかしたの?」
俺の声を聞いたソフィアは、すぐにブランケットで太ももを隠して、俺の後ろで言ったんだ。「大丈夫よ、フランク。起こしちゃってごめんね。心配しないで、早く寝なさい。明日学校でしょ。」
ソフィアはいつもこうなんだよな、俺の大きな不満は心の中に隠すしかないんだ。鼻声で話してるし、明らかにすごく泣いてるんだ。俺は本当にソフィアのこと好きだからさ、旦那は愛を大切にするってことを分かってないんだって、心の中で文句言ってるよ。今回は、何があってもソフィアの味方だ。
「義理の姉、また旦那に意地悪されたの? 何かあったら、俺に言ってよ。義理の姉に文句言ってやるから!」
俺は寝室に入って、ベッドサイドテーブルから何枚かティッシュを引っ張り出して渡したんだ。ソフィアは涙を拭いて、赤くなった目で俺に笑いかけて言った。「義理の姉は本当に大丈夫よ。子供のことみたいに心配しないで。もうすぐ高校3年生でしょ。授業も大変なんだから、早く寝なさいって。顔を洗ってくれば、大丈夫だから。」
そう言って、ベッドから起き上がろうとしたんだけど、肩紐がうっかりズレて、右側のちょっとした部分が空気にさらされちゃったんだ。その雪のように白い艶めかしい姿が俺の目に飛び込んできて、思わず見入っちゃったよ。
自分がやらかしたのに気づいたソフィアは、急いでネグリジェを整えて、俺に早く寝るように促して、スリッパを履いてバスルームに入って行ったんだ。
シーツのシワを見て、さっきソフィアが旦那とここでしてたことを思い出してさ、俺、信じられないことに衝動が湧いちゃって、うつ伏せになってソフィアの残り香を感じたいって思っちゃったんだ。その時、突然、枕の下にパンツがあることに気づいたんだ。取り出してみたら、綿100%の婦人用のパンツだった。別に特別なもんじゃないんだけど、ソフィアは普段から地味な格好してるし、旦那とするときも同じような感じだったからさ、最近ソフィアの態度が変わった理由が分かったような気がしたんだ。
バスルームでトイレの水の流れる音がした。俺は急いでパンツを元の場所に戻して、リビングに行ったんだ。顔を洗って戻ってきたら、ソフィアはまだ赤く腫れてて、俺がリビングで待ってるのを見て、寝てないことを責めてきたよ。
「義理の姉、俺もう16歳なんだよ。昔だったら、とっくに父親になってる年齢なんだからさ、いつも子供扱いしないでくれよ。もう半年以上も家に居候してて、家族の一員みたいなもんなんだから。グチグチ言うのは意味ないだろ。」
俺は175センチで、ハイヒールを履いてるソフィアよりちょっと背が高いんだ。そう言ったら、ソフィアはためらって、ソファーで少し待っててって言って、寝室に戻って、もっと地味なスカートに着替えて、それからため息をついて説明し始めたんだ。
「恥ずかしいんだけど、あなたと旦那はいつも仲が良かったの。結婚した頃は、旦那はいつもルームメイトのことばっかり考えてたんだけど、この半年くらい、旦那が私に対して冷たくなってきたのを感じてて。自分から話を持ち出すこともなかったし、旦那は洗ったらすぐに寝ちゃうし。浮気でもしてるんじゃないかって疑って、少し問い詰めたら、逆に私が…木偶の坊だって言われて、そこにいるのはまるで死んだ魚みたいだって。私は保守的で、旦那を喜ばせるようなこともしないけど、そんなこと言われる覚えはないわ!」
そう言って、また涙が伝ってきた。俺はティッシュを渡したよ。マジでその通りなんだよな。旦那との関係がうまくいかないから、夫婦仲に溝ができちゃったんだ。でも、この件はソフィアが旦那をゆっくり導いてあげるしかないんだ。感情的になって家出しても、火に油を注ぐだけだよな。
「義理の姉、俺もこのことはよく分からないけどさ、旦那が夜中に家を出て行ったのは、マジで旦那が悪いよな。悲しまないでよ。明日、義理の姉に文句言って、旦那を叱ってもらうから!」
しばらく慰めてたら、ソフィアが俺があくびしてるのを見て、急いで俺を自分の部屋に追い返したんだ。出て行く前に、俺はソフィアに、旦那を試して、変えてみるように言ったよ。旦那との生活には、新しい活力を注入する必要があるんだ。これは、街で見かけた不妊治療の広告本で見たことなんだ。
「もういいわよ、義理の姉に教わる必要はないわよ。分かってるわよ! 早く寝なさい!」
その後の3、4日間、ソフィアと旦那は冷戦状態で、誰も話し合おうとしなかったんだ。ソフィアは夜はリビングで寝て、旦那は反省する様子も見せなかったから、ソフィアは怒って実家に戻っちゃった。
それがさらに2日間続いたんだ。俺は昼に一時的に帰ってきて、宿題を取りに行ったんだ。ドアを開けたら、寝室から女の人の高い叫び声が聞こえてきて、俺はびっくりしちゃったんだ。ソフィアが帰ってきたのか?
でもよく聞いてみたら、ソフィアの声じゃないんだよな。っていうか、なんか人をゾクゾクさせるような声が混じってるんだ。
「旦那…もっと…あ、もっと…」
この声は、絶対ソフィアの声じゃないよな。そう思って、俺はこっそり触って確かめてみたんだ。