第25章 傷ついたのは…リンジー
ヨランダは急いでママのところへ行った。
ウィニーはマジでビビってて、泣きながら「ヨランダ、私は何も殺してないの! ちゃんと説明して!」って言ってた。
ママはこんな歳だけど、こんなこと初めてなんだよ。殺人なんて考えたこともないんだから、怖くて仕方ないんだよ。絶対にそんなことしないって。
でも、法律のことなんて全然わかんないから、もしかしたら罪を償うために殺されちゃうんじゃないかってビビってるんだ。刑務所に入るだけでも怖いのに。
ヨランダはママのことよく知ってる。
立ち上がって「あの、ちょっと待ってください! きっと何か勘違いがあるんです! ママは絶対に人を殺したりしません!」って言った。
言い終わらないうちに、ジョナサンが黒いスーツで入ってきた。シャツには血がついてて、マジでびっくりした。
ヨランダはビックリしてママを見た。
ママがジョナサンに会いに行ったのかな?
「ミスター・フィールド」
警察の人が近づいてきて、状況を説明した。
二人の会話がヨランダにも聞こえてきて、ヨランダは状況を理解した。
怪我をしたのは…リンジーだったんだ。
ヨランダは呆然として、どうすることもできなかった。
ジョナサンは目の前に立っているけど、ヨランダのことを見てないんだ。すごい怒ってて、唇をきゅっと結んで、何も言わないんだ。でもヨランダは、ジョナサンがいつ爆発してもおかしくないって感じた。
ヨランダが我に返った時には、ジョナサンはもういなかった。
パニックになって、彼を探して走り出した。
「ジョナサン!」
ザ・マンは足を止めたけど、振り向かない。
ヨランダは彼のシャツを引っ張って、震える声で「何か誤解があるはずなの! ママがどんな人か、わかってるでしょ? 誰も殺したりしないわ…」って言った。
「ヨランダ」
ジョナサンは冷たく言った。
振り向いて、ヨランダを見た。
自分の胸についた血を見せて、「この血痕は嘘をつかない。リンジーは、もし俺が間に合わなかったら、死んでたかもしれないんだ」って言ったんだ。
「嘘よ、そんなことありえない!」
ヨランダは首を振って「絶対リンジーよ! ママを陥れたんだわ! きっとそうよ!」って言った。
「ヨランダ!」
ジョナサンは苛立って「お前のママが悪いんだ。リンジーを陥れちゃダメだ!」って言った。