第19章
「モンモンが朝早く出かけるってんなら、メッセージとか送る必要ないだろ」リーダーの顔が険しくなった。「今、誰が取引相手なのかわかんねーけど、誰であろうとモンモンにとってめっちゃ危険なんだ!」リーダーは、ロバートとの間のわだかまりを一旦置いて、カイリンの分析を手伝った。
「もう欲しいものは手に入れたんでしょ?なんでまだモンモンに執着してんの?」カイリンはビビってた。なんか、話が思ってたよりずっと複雑なんだって気づいたんだ。モンモンにちょうど用事ができて、ロバートがちょうど現れた。隣に立ってる旦那をこっそり見たけど…全部ロバートのせい?考えたくもなかった。「次、どうすりゃいいんだ?」
リーダーは何度も考えた。「24時間以内に事件として報告する!」
「イヤ!」
「イヤ!」
カイリンとロバートはほぼ同時に言った。お互いを見て、なんか読み取ろうとしてるみたいだったけど、すぐに目を逸らした。
一旦疑いの気持ちが芽生えちゃうと、どんどん広がっちゃうんだよな。
ロバートは当然カイリンのこと信じてないけど、さっきのカイリンの様子は一体何なんだ?
ロバートとカイリンが一緒にいるときに、今まで見たことないくらいよそよそしいんだ。ロバートはちょっと焦って、手を擦り合わせた。「えっと、モンモンは俺の車で出てったんだ。俺の車見つかったら、とりあえず結論出せるんじゃない?もしかしたらモンモンは全然大丈夫かもしれないし」
「あたしもそう思ってた。モンモンになんかあったら困るし。警察呼んだら、モンモンを完全に追い詰めることになるかもしれないじゃん」カイリンはホッとしたため息をついた。あの事件のせいで、あの頃、全然顔を上げられなかったんだ。若いドリームを見ると、やっぱり可哀想って思っちゃうんだよね。
でも、ロバートをちょっと疑いの目で見て、枕の目的ってなんだろ?
三人は結論を出さずに、全部明日まで待つことにした。もう遅いし、リーダーは先に帰って、部屋にはカイリンとロバートだけになった。気まずい空気が流れてた。
「ねえ、あなたとモンモンって、どうやって知り合ったの?」
「俺のこと疑ってんのか?」ロバートの口調は悪かった。「お前がなんでリーダーたちとここにきたのかもまだ聞いてないんだぞ」
カイリンはため息をついた。「会議中に変な電話がかかってきて、モンモンがここで会ってほしいって言ってるって。最初はモンモンが道に迷ったのかと思って来たけど、モンモンには会えなくて、あなたを待ってたんだ!」
この説明は完璧だけど、ロバートはなんか変だって感じてる。
「まだ信じてくれないの?」カイリンの目には涙が溜まってる。「あなた、前はこんなじゃなかったのに。あたしとリーダーたちが…」
ロバートはイライラして部屋を歩き回って、それから正直に話すことにした。「カイリン、実は、露骨なビデオが見つかってさ。あのビデオ、お前が撮ったのか?」
「なに言ってんの?最近、あなたをほったらかしにしてたのは認めるけど、だからってあたしを侮辱する理由にはならないでしょ!」
「本当に撮ってないのか?」
カイリンの顔は真っ青になった。何かを思い出したみたいだったけど、結局唇を噛んで首を横に振った。
「じゃあさ、お前ならもっといい人いるのに、なんで俺と結婚したんだ?愛のため、とか言うなよ?」
カイリンは信じられないって顔でロバートを見た。「もしかして、あたしを疑って、復讐するためにモンモンを見つけたってこと?」