第3章
道中、ロバートはマジでモヤモヤしてた。いつからカイリンってやつは、金のことしか頭にない女になっちまったんだ?
過去の経験から、ロバートは変な行動はとらないことにした。例のよくわかんない番号にメッセージ送ろうかとも思ったけど、まるで海に石を投げ込んだみたいに音沙汰なし。ロバートが上の階に上がっても、なんの連絡も来なかった。
ドアを開けて入ると、めっちゃイイ匂いがした。
カイリンがキッチンからひょこっと顔を出して、「あれ、なんでこんなに早く帰ってきたの?だって、誰かがまた別のサプライズ用意してくれてるのに?」って言ってきた。
「サプライズ?」
「今日、結婚記念日じゃん、忘れちゃったの?」 カイリンの顔、真っ赤で超カワイイ。
普通なら、ロバートはちゅーしてたと思う。でも、その口が他の男を誘ったかもしれないって考えると、一気に気分が萎えた。
「いや、なんか、いいプレゼント選べなくてさ。」
ロバートは上の空でそう言ったから、カイリンがちょっと不機嫌になってるの、全然気づいてなかった。ハッと我に返ったら、カイリンが嬉しそうにケーキ持ってきて、「ダーリン、あたしの手作り、味見して!」って言ってた。
「いつケーキなんて作るようになったんだよ?」 ロバートは形だけ一口食べたけど、頭の中はカイリンが他の男とイチャイチャケーキ作ってるシーンでいっぱいだった。
「美味しくない? 誰かさんがすっごい頑張って作ったんだから、もっと食べなよ。」
カイリン、普段はあんまり甘えてこないのに、最近こういうの多くなった。きっと、他の男を喜ばせるためのいつもの手なんだろうな。
ロバートはカイリンの目を見ないようにした。「美味いけど、ちょっと疲れた。」
カイリンはガッカリしたけど、それでもロバートを部屋まで連れてってくれた。そして、ロバートにベタってくっついてきた。「ダーリン、何か悩みあるの?」
「え?別に。考えすぎんなって。お前はさっさと出てって、俺はちょっと寝るわ。」
口では優しく言ってるけど、ロバートは心の中でカイリンのことめっちゃ罵ってた。こいつ、マジでずる賢いよな。他の男と遊んでたくせに、家に帰ってきて、まだこんな風に甘えやがって!
ベッドにゴロゴロしてたロバートは、どれくらいボーッとしてたのか分かんないけど、夜になって目が覚めた。起き上がって部屋を見渡しても、カイリンの姿はなかった。
またこんな時間に、どっか行ったのか?
ロバートはドキッとしたけど、焦って電話しまくるのはやめた。落ち着いて、どこから手をつけたら手がかりが見つかるか考え始めた。ちゃんと追いかければ、絶対にその人を見つけられるはずだ!
スマホは一番秘密にしてるはずだけど、カイリンはもう持っていったんだろうな!
じゃあ、パソコンだ!
そう!ロバートは頭を叩いた。カイリンは家のパソコンを全部使ってるんだ!あいつのアカウントにログインすれば、全部バレるはずだ!
ロバートは急いでパソコンを開いて、自分のSNSアカウント全部にログインしてみたけど、何も見つからなかった。
この女、もう対策済みか!
でも、お前らが良い計画立ててても、俺には裏技があるんだよ!ロバートはキーボードをカチャカチャやって、カイリンが前に見てたサイトをさっさと打ち込んだ。
ロバートは、見逃さないようにめっちゃ集中して見ていった!
案の定、色んな時間帯にログインした形跡があるサイトがあった。ロバートはそれをクリックすると、すぐにアダルト動画が飛び出してきた!
ロバートは消そうとしたけど、メッセージがポップアップした。例の高級ブレスレットがまた出てきた。ロバートはもう興奮が抑えきれなかった。画面の中はめっちゃエッチで、演じてるのは、今探し求めてる奥さん、カイリンだった。