第21章 彼女のストレス
本当に、周倦の前だと全然隠せないんだよね、本当。理由はさ、もう子供と変わらないくらいのIQだから、っていうのもあると思う。
だからさ、普通の男の人として扱ってないっていうか。目の前で一緒にお風呂入っても、マジで全然怖くないし。周倦が何かしてくる心配も、別にないし。
厳真、頭クラクラって感じで、お風呂から起き上がったんだよね。周倦、下着びしょ濡れなの見て、バスタオルでキュッと巻いて、また逃げられないよ��にしてた。
人の自制心って限界あるじゃん?周倦もさ、あんなヤバい女の人を前にして、我慢できる保証なんて、マジでないからね。
だから周倦、厳真をお姫様抱っこして、寝室まで運んだんだよね。
ベッドに置いた瞬間、厳真、放心状態で寝ちゃって。服もまだ濡れてるのに、マジで気にせず。
ベッドで寝てる女の人、小さくて可愛くて、なんかめっちゃイイ感じのライン出してて。周倦、ちょっと喉が詰まったみたいになってさ、着替えを手伝うの、やめたんだよね。だって、人を利用するような人じゃないし。
周倦、信頼してる秘書のサニーに電話したんだ。サニーはさ、周倦がバカじゃないって知ってる数少ない人の中の一人。
「彼女に着替えさせて、女の子の生理用品とか買ってきて。」
サニー、ベッドの上の美しい女性をチラッと見て、マジで迷いなく頷いた。
周倦、出て行こうとして、ドアの外でタバコ吸って落ち着こうとしてた。しばらくして、サニーが奥の部屋から出てきた。
サニーもさ、周倦が結婚するって話、聞いてたんだよね。でも、まさか周倦と厳真があんな関係だったなんて、思ってもなかった。
だってさ、着替えとか、周倦自身でできることじゃん?なんでサニー呼んだんだろ?
「周さん、もう寝てますよ。頼まれたもの、用意しますけど、他に何かありますか?」
「今日は、第三者にこのこと、知られないように。」周倦、秘密にしててさ、ちょっと遠くの方を見てた。冷たい顔に、氷でもかぶってるみたい。
「周さん、ご安心ください。この件に関しては、口を固く閉ざします。」
「帰っていいよ。」
周倦、淡々と二言言って、部屋に入っていった。
サニー、周倦と一緒に4年もいるのに、ここに来るのは初めてなんだって。前も、事故の後も、周倦の周りには、女の人全然いなかったから。マジで、予想外。
でもサニー、厳真のこと、ちょっと良いなって思ってるんだよね。だってさ、「バカ」になった周倦のそばに、ずっといられるのは、厳真だけなんだもん。他の女の人は、周倦に何かあったって聞いたら、すぐターゲット変えちゃうんだから。マジで、「現実」って言葉が、すごくよくわかる。
周倦、自分の部屋に戻って、厳真がスヤスヤ寝てるの見て、音を立てないようにソファに座った。
「具子舒、あんたマジでクズ!一生許さないから、マジで!」
厳真、突然天井を指して、怒鳴ってた。周倦、起きたのかと思ったけど、よく見たら、まだ目閉じてるんだよね。
もしかして、寝言かな…?寝てる時も、具子舒のこと罵ってるんだから、まだ未練タラタラなんだろうな、って思った。
周倦、厳真に布団かけてあげて、また寝てるの見て、何も言わずに部屋を出た。
厳真、マジでぐっすり寝ちゃって、外で何が起きてるかなんて、全然気づいてない。
今夜はちょっとだけ、羽目を外しちゃったんだよね。周倦の前で、心の中に溜まってたストレス、全部出しちゃったんだから。