偽の報告
著者の視点{}
次の日、おばあちゃんは病院から退院したんだ。
お屋敷に連れ帰ることになったよ。
医者はたくさん薬を処方してくれて、それはベラリナとジェームズに渡されたんだ。
お屋敷に連れて帰ってからも、おばあちゃんはジェームズが呼んだ何人かの看護師に見守られてたんだ。
ベラリナも、おばあちゃんのことをすごく気にかけてたよ。
ご飯を作ったり、時間通りに薬をあげたり、おばあちゃんのことが心配で仕方なかったんだ。
数日後、おばあちゃんは元気になったんだ。
検診に連れて行ったら、医者はもう大丈夫だけど、気を付けてねって言ってたよ。
ベラリナは、おばあちゃんが元気を取り戻すのにすごく助けてあげたんだよね。
おばあちゃんは、ベラリナのことですごく喜んでたよ。
だってベラリナのおかげで、もう危なくなくなったんだからね。
いつもベラリナが、夜遅くまでおばあちゃんの世話をしてくれるのを見てたんだって。
どんなに自分のことを気にかけてくれてたか。
おばあちゃんは、ベラリナにすごく感動したんだ。
ベラリナはおばあちゃんの心を掴んだって言っていいよね。
ベラリナとおばあちゃんは、もういい友達、いや、親友かもしれないね。
一緒に料理を始めたり、一緒に時間を過ごしたり、親友みたいに何でも一緒にやるようになったんだ。
ジェームズもすごく嬉しそうだったよ。
なんだかんだ言って、ベラリナはジェームズの心も掴んだんだよね。
それに、ジェームズはベラリナのことを好きになり始めてたんだ。
本当はエミリーを裏切りたくないんだけど、自分の心がコントロールできなくなっちゃうことってあるじゃん?
ジェームズは、日に日にベラリナに惹かれていったんだ。
彼女のことを愛し始てたんだよ。
ベラリナがおばあちゃんや自分にしてくれることが、ジェームズをさらに夢中にさせたんだ。
彼女の美しさ、魅力が、ジェームズの愛をさらに深めたんだよね。
状況はジェームズの手からどんどん離れていって、もう自分の心をコントロールできなくなってたんだ。
エミリーのことも好きだったけど、好きと愛するは全然違うことだよね。
ジェームズはベラリナを愛するようになったんだ。
すべて順調に進んでたある日、エミリーがジェームズに電話をかけてきたんだ。
何か話したいことがあって、それはすごく急ぎのことだって言ってたよ。
ジェームズがエミリーの家に着くと、エミリーは椅子に座ってジェームズのことだけを待ってたんだ。
「ああ、ジェームズ!あなたを待ってたのよ…座って…何か話したいことがあるの…」
エミリーはジェームズにニヤニヤしながら言ったんだ。
「何?」
ジェームズは尋ねた。
「まあ、まずは座って…」
「エミリー、ちょっと忙しいんだけど…話してくれ」
ジェームズはもう一度尋ねた。
「あのね、言いたかったのは…」
エミリーは言葉を切った。
「何を言いたいんだ…」
ジェームズはまた尋ねた。
「あ…妊娠したの…」
エミリーは答えたんだ。
ジェームズの目は見開かれたよ。
嬉しいのか悲しいのか、分からなかったんだよね。
一方では、エミリーが妊娠したってこと、もう一方では、ジェームズはすでにベラリナを愛し始めてたこと。
それに、おばあちゃんにどう言えばいいのかってこと。
ジェームズは、困った顔をしてエミリーの前に立っていたんだ。
エミリーはジェームズを強く抱きしめたけど、ジェームズも抱きしめ返したんだ。
「嬉しくないの…?」
エミリーは尋ねたんだ。
「いや、いや…嬉しいよ…」
ジェームズは答えた。
「じゃあ、あなたの家に行って、おばあちゃんに全部話しましょう…」
エミリーは提案したんだ。
「分かった…荷造りしろ…お屋敷に行くぞ…」
ジェームズは言った。
エミリーは興奮して飛び跳ねたよ。
すごく嬉しそうだったんだ。
すぐに荷造りをして、ジェームズと一緒に屋敷に向かったんだ。
一方、ジェームズはおばあちゃんが何て言うのか心配だったんだ。
ベラリナのことでも緊張してたしね。
これのせいで、ベラリナは何て思うんだろう?
「おばあちゃんは僕に何て言うんだろう…」
ジェームズは、もうじいちゃんとおばあちゃんがエミリーのこと嫌いだって知ってたんだ。
じいちゃんの遺言は、エミリーとは関わらず、他の誰かと結婚することだったのに、エミリーは妊娠してしまったんだから。
ジェームズは、まずベラリナのことを心配したんだ。
突然、お屋敷に到着したんだ。
エミリーは車から飛び出したんだ。
カバンを持って、すべてに立ち向かう準備ができてたんだけど、ジェームズは心配だったんだ。
とにかく、ジェームズはエミリーと一緒に屋敷に入ったんだ。
ジェームズはみんなをホールのほうに呼んだんだ。
おばあちゃんとベラリナは、ジェームズのためにクッキーを作ってて忙しかったんだけど、ジェームズの声が聞こえたんだ。
二人はホールに駆けつけたんだ。
そこで、ジェームズとエミリーを見たんだよね。
「この家から出て行って、エミリー…」
「ジェームズ、この汚い女は何をしに来たの…」
おばあちゃんは尋ねたんだ。
「おばあちゃん、話したいことがあるんだ…」
ジェームズは答えたんだ。
「何?」
おばあちゃんは尋ねた。
「あ…エミリーが妊娠したんだ…」
「そして、彼女のお腹の中にいる赤ちゃんは、僕の子供なんだ…」
ジェームズは言ったんだ。
おばあちゃんはジェームズのところに来て、ビンタをしたんだ。
「分かったわ、でも、ベラリナは…彼女はあなたの正式な奥さんでしょ…」
おばあちゃんは尋ねたんだ。
「ごめん、おばあちゃん…」
「でも、僕は赤ちゃんが欲しいんだ、そしてそれは僕の赤ちゃんなんだ…何もできないよ…」
「じゃあ、赤ちゃんが欲しくないなら、中絶もできるわよ…」
エミリーは口出ししたんだ。
「いや…この赤ちゃんが欲しいんだ…」
ジェームズは命令した。
「見て、おばあちゃん、僕はとにかくこの赤ちゃんが欲しいんだ…それに、これは僕の赤ちゃん…絶対に失いたくないんだ…」
ジェームズは自信ありげな口調で言った。
「そして、今日からエミリーは、この屋敷で暮らすことになる…」
ジェームズは言ったんだ。
ベラリナは、おばあちゃんのそばに立ってたんだ。
ベラリナの目には涙が溜まってたよ。
泣いてたんだよね。
心が粉々になったんだ。
ジェームズは自分のことを好きになり始めて、いつか二人で幸せに暮らせると思ってたのに。
ベラリナは自分の部屋に駆け込み、顔を涙でいっぱいにしてたよ。
おばあちゃんは、ベラリナを慰めようと、部屋に駆けつけたんだ。
一方、エミリーは嬉しそうだった。
やっとジェームズの心の中で欲しかった場所を、手に入れることができたんだから。
ついにジェームズの心の中で、居場所を勝ち取ったんだ。
すごく嬉しかったんだよ。
それとは別に、ジェームズは落ち込んでた。
一瞬にしてすべてが変わって、彼の幸せな家族は、悲しい家族に変わってしまったんだから。
彼はもうすぐ父親になるんだ、そして、エミリーを受け入れなければいけなかったんだから。
彼は、もうエミリーの世話をしなければいけなくなったんだ。
さらに、彼はもう自分の赤ちゃんの世話をしなければいけなくなったんだ。
さらに、ジェームズはエミリーに自分の部屋に戻って、そこで休むように命じたんだ。
エミリーは同じようにして、自分の部屋に行ったんだ。
一方、おばあちゃんはベラリナを慰めてた。
ベラリナは泣いていたんだ。
涙は止まらなかったよ。
もう彼女は、新しい家族を去らなければいけないって知ってたし、ジェームズはもう彼女を受け入れないってことも分かってたんだ。
彼女の顔は涙でいっぱいだった。
おばあちゃんも彼女のために泣いてたんだ。
おばあちゃんは、ベラリナに泣き止ませようと、何でもしたんだけど、全部無駄だったんだよね…
ある時、ベラリナは家を出る決心をしたんだけど、何か彼女を止めたんだ、それはおばあちゃんだったんだよね…
彼女がいなくなったら、誰がおばあちゃんの世話をするの?
彼女がいなくなったら、誰がおばあちゃんの友達になって、わがままを聞いてくれるの…
だから、彼女は家を出ないことにしたんだ、そして、ジェームズの心の中で、自分の居場所を取り戻すことにしたんだ…
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さて、次は何が起こるのかな…
ベラリナは家から追い出されてしまうのか、それともジェームズの人生の第二の存在になるのかな…役に立たない、価値のない存在に…