偽の報告 パート2
次の日、エミリーはデートの準備万端だった。
夜になって、シャワーを浴びてメイクしたんだ。そしたら、ジェームズが迎えに来てくれた…
エミリーはささっと着替えて、デートの準備OK!
それに、ベラリナは台所でおばあちゃんと一緒だった。
二人はジェームズとエミリーのデートのことなんて、全然知らなかったんだよね。
ジェームズがエミリーを連れておばあちゃんに「デート行ってくるよ」って報告しに行ったとき、初めて二人は知ったんだ…
エミリーとジェームズが一緒にいるのを見て、ベラリナはめっちゃムカついた。気分最悪。
涙がポロリ…
「おばあちゃん、デートに行ってくるね…元気でいてね…12時までには帰ってくるから。」
お願いね…
そう言って、ジェームズはエミリーと駐車場の方へ行ったんだ。
おばあちゃんはジェームズに、ベラリナがどれだけ辛いか話そうとしたけど、やめた。ジェームズは聞く耳持たないだろうし、エミリーはジェームズのベイビーのママなんだから。
ベラリナが泣いているのを見た。
自分の部屋に行くのを見た。たぶん、一人になりたかったんだろう…だからおばあちゃんは追いかけずに、部屋で一人にさせたんだ。
ベラリナの視点 {}
ジェームズとエミリーを見て、めちゃくちゃジェラシー感じた。最悪だったのは、エミリーが妊娠してて、そのベイビーのパパがジェームズだってこと。
ジェームズに「買われた」みたいなもんなのに…ジェームズはあたしのこと好きじゃないだろうし…
でも、あたしはジェームズの奥さんなんだよ…なんで他の女と一緒に行けるの?
あたしは奥さんなのに、なんで他の女と…
前は関係良くなかったけど…最近はちょっとずつ良くなってきてたのに…
でも
突然エミリーがあのベイビーと一緒にどこからか現れて…
あー…あたし、ジェームズのこと好きになっちゃったんだ…
たぶん…わかんないけど…でも、そうなんだと思う…
ある日、エミリーが誰かと話してて…エミリーが「ベイビーはいないの。全部嘘の報告なの。」って言ってるのが聞こえたんだ。
その時は軽く考えてたんだけど、ちょっと調べた方がいいかもって思ったんだよね…
それで、エミリーの部屋を調べることにした。誰もいないだろうから…
夕食を済ませて、おばあちゃんを寝かしつけてから…
エミリーの部屋に行ったんだ。
ラッキーなことに、ドアはロックされてなかった。
部屋に入って…
後ろのドアを閉めて、あたしがエミリーの部屋に入って、ものを探ってるって誰にも気づかれないようにしたんだ…
部屋はめちゃくちゃ散らかってた…
物がそこら中に散乱してて…全部ひっちゃかめっちゃか…まるで魚市場みたいだった。
何かを見つけるのはめっちゃ大変そうだったけど、それでも頑張ってみたんだ。
クローゼットから始めたけど、何もなかった。
それから、彼女の荷物も調べたけど、やっぱり何もなかった。
そしたら突然、あるものに目が止まったんだ。ファイルだった。
ファイルを手にとって見てみたら、病院からのエミリーの妊娠報告書だった。
別のページを見て詳しく見てみたら、エミリーは妊娠してるって書いてあった。
突然、あたしの手からページが床に落ちた…
拾い上げて、信じられないものを見たんだ…
報告書が2枚あって…1枚にはエミリーが妊娠してるって書いてあって、もう1枚には妊娠してないって書いてあったんだ…
どっちを信じればいいの…どっちの報告書を信じればいいの…
そんなこと考えてたら、ドアベルが鳴ったんだ…
急いで書類を元の場所に戻して、エミリーが妊娠してないって書いてある方の紙を持って…自分の部屋にダッシュ!
それから、エミリーの部屋のドアを閉めるのも忘れなかったよ。
彼らが来る前に、ラッキーなことに、自分の部屋に入れた…
後ろの自分の部屋のドアを閉めた。
人たちが家に入ってきたとき、ドアからちょっとだけ顔を出して、話を聞こうとしたんだ。
デートの夜の話とか、レストランのサービスがどれだけムカついたかとか、聞いてた。
よかった。二人ともデートを楽しめなかったみたいで…
話をして、問題点を共有し合って、彼らはそれぞれの部屋に帰っていった。
あたしも、彼らが去った後でドアを閉めた。
部屋の中からドアに鍵をかけて、例の紙を取り出したんだ。
それにしても、エミリーの部屋で見たものを、どうしても信じられないんだ…
エミリーが妊娠してるって書いてある紙と、してないって書いてある紙があったんだ…
ほんっと、ビックリだよ…
手元の紙を見た…
それは病院ブルーローズの、あたしのDRエマ・ボールドウィンっていう人の報告書だった。
エミリーは妊娠してないって書いてあって、結果はネガティブだって…
エミリー、妊娠を偽ってるの…?
ジェームズとの仲を邪魔するために、嘘をついたの…?
彼女の前で対決することにしたんだ…
不貞行為について彼女に聞きたかったんだ…
なんでみんなの気持ちを傷つけてるの?
なんでジェームズの心を傷つけてるの…?
なんでこんなことしてるの?
全部暴きたかったんだけど、証拠がなかったから待ったんだ。
彼女のところに行って、全部話して、対決したかったんだけど…
それに、エミリーの浮気について話そうと思ったんだけど、何かあたしを止めたんだ…
もし彼女が、あたしが全部知ってるってことに気づいたら、証拠を隠すために何かするかもしれないから、ジェームズやおばあちゃんの前から…
だから、エミリーが本当に妊娠を偽っていることについて、確実な証拠を手に入れるまで待つことにしたんだ。
おばあちゃんに全部話そうとも思ったけど、ジェームズに話す時に一緒に話そうと思ったんだ。
彼女を困らせたくなかったから…もう心臓発作も経験してるし…これ以上苦しませたくなかったんだ…
それに、計画を立ててから証拠を探さなきゃいけなかったから…
さらに、エミリーの浮気について確実な証拠が欲しかったから、病院ブルーローズのDRエマ・ボールドウィンに直接行って、もっと詳しく調べることにしたんだ。
その夜は全然眠れなくて、エミリーの真実を暴くために色んな方法を探してた…
次の日、みんなのために使用人と一緒に朝食の準備をしてから、おばあちゃんに、屋敷から出かけてもいいか許可をもらったんだ。
許可してくれたから、シャワーを浴びて着替えて、車のキーを持って、病院ブルーローズに向かって出発したんだ…
屋敷から病院まで車で5時間くらいかかったかな…
車を停めて、まっすぐ受付に行ったんだ。
そこの女性に、ドクターエマ・ボールドウィンに会いたいって言ったんだ。
予約が必要だって言われたけど、急いでて、ちょっと話がしたいだけなんですって言ったら、会わせてくれたんだ。
1時間後、あたしの番が来た。
彼女の部屋に駆け込んだ。
彼女は白髪で、顔にはシワがいっぱいの、おばあちゃんだった。
60代くらいかなって思った。
入る許可をもらった…
彼女は何がしたいのかって聞いてきた。
エミリーの部屋で見つけた報告書を見せて、彼女と妊娠について尋ねたんだ。
最初は何も話してくれなかった…
でも、何度もお願いしたら、エミリーについて話してくれることになったんだ。
普通、医者は患者のこと秘密にするんだけど、何とかDRエマの口から話を聞き出すことができたんだ。
ドクターは、患者が5月に来て、妊娠検査を依頼してきたことを覚えているって言ったんだ。結果は陰性だった。
その患者が後で偽の妊娠報告書を作るように頼んできたことも覚えてるって。ドクターは断ったんだって。
断ったら、めっちゃ怒鳴られて、その後ドクターは警備員を呼んで、病院から追い出したんだって。
警察にも行って、偽の報告書を依頼されたことを話そうとも思ったらしいんだけど、エミリーのこと何も知らなかったから、諦めたらしい。
ドクターが話したことを全部録音したんだ。
後で、ドクターが許可してくれて、何とか動画を撮って、屋敷に戻った。
やっと、エミリーとその浮気について全てを暴くための確実な証拠を手に入れたことに、めっちゃ興奮した。
超嬉しかった。
屋敷に着いたら、みんなの食卓に全部並んでたんだ。
今すぐにでも全部暴露したかったんだけど、みんながランチを終えるのを待ったんだ。
1時間後、みんな食べ終わった。
もう待てないから、メインエリアにみんなを呼んだんだ。
「おばあちゃん、ちょっと話したいことがあるの…ジェームズ、あなたにも何か話したいことがあるの…」
って言ったんだ…
「何?」
おばあちゃんが聞いた。
「実は、みんなエミリーが妊娠してるって知ってると思うんだけど、妊娠報告書について何か聞いた人いる?」
ってあたしは付け加えた。
「どういうこと、ベラリナ?」
エミリーがすごい剣幕で尋ねた。
「あたしの妊娠報告書が欲しいの…?持ってきてあげる…?」
エミリーは叫びながら、偽の妊娠報告書を取りに自分の部屋に走ったんだ。
彼女は偽の報告書を持ってきて、みんなに見せたんだ。
「はい、これが彼女の報告書…何を言いたいわけ…?」
ジェームズがあたしに尋ねた。
「あの、みんなが誇らしげに見せてる報告書は偽物よ…」
あたしは言った。
「偽物ってどういうこと…?本物の報告書だし、ドクターのサインもあるわよ…見て…」
エミリーはベラリナの発言にビビりながら言った。
「あたしには本物の報告書があるの…」
エミリーは嘘をついてる…みんなに見せた報告書は偽物…本物のドクターがそう言ってる…」
あたしは言った。
「ベラリナ、何を言いたいのか、ちゃんと説明して?」
ジェームズが尋ねた。
「昨日、エミリーの部屋から報告書を見つけたの…それで彼女を疑って、病院に行ってドクターに確認したら、エミリーは妊娠してなくて、偽の妊娠報告書を頼んだって…断られたら、彼女はオフィスで騒いだらしいわ…」
あたしは説明したんだ。
「証拠はあるの…?」
ジェームズが尋ねた。
「あるわよ…証拠あるの…?」
エミリーが震えながら尋ねた。
「ちょっと待ってて、ダリン…ドクター本人の話を聞かせてあげるわ。」
あたしは、彼女のラップトップの中のペンから動画を見せたんだ。
そこでみんなは、ドクターがエミリーのことや、どうやって偽の妊娠報告書を頼んだのかを話しているのを見たんだ。
全部見た後でも、ジェームズは信じたくなかったらしくて、エミリーをかばって、彼女の報告書を確認したいし、もう一度妊娠検査をしたいって言ったんだ。
それで次の日、エミリーを病院に連れて行って、妊娠検査をし直すことになったんだ。
一方、エミリーは震えてた。めっちゃ怖かったんだ。
ジェームズはエミリーを助けたんだ。だって彼女は幼馴染だし、自分自身で証拠を見つけるまでは、他の誰のことも信じられないんだ。
あたしは少し悲しかった。ジェームズがエミリーをこんなに信頼してて、彼女はそれを裏切ってるって、あたしは思ってなかったから。
エミリーは泣き真似をして、ジェームズから同情を引こうとしたんだ。
ジェームズに抱きつこうとしたけど、彼は拒否したんだ。
「明日の報告を待って、受け入れるよ。」
「ランダムな病院に連れて行って、妊娠検査をするよ。」
次の日、家族みんながランダムな病院に行ったんだ…そこでエミリーの妊娠検査が行われたんだ…
しばらくして、ドクターたちは、彼女は妊娠してないって明らかにした…
ジェームズは落ち込んだ…
彼は悲しかった…エミリーにもう一度チャンスを与えたのに、彼女はそれを勝ち取れなかったんだ…
エミリーはベラリナにごめんなさいって言った。信じてくれなくて…
おばあちゃんも悲しかった…
「エミリーは信用できないって言ったでしょ…だからあなたの祖父も、この女の子とその家族から離れていなさいって言ってたのよ…」
両親を殺した…
おばあちゃんが言った。
「おばあちゃん、もう全部思い出すのはやめて…あれはただの事故だったんだから…」
ジェームズは叫んだ。
でも彼はエミリーに激怒してた。
エミリーは恐怖で震えてた…
死ぬほど怖かったんだ…
ジェームズは彼女を屋敷から追い出すんだろう…
彼が彼女に何をするんだろう…
彼女は本当に彼の気持ちを傷つけた…
彼は彼女に何をするんだろう?
彼女がジェームズに嘘をついたことで、どんな代償を払うことになるんだろう…
彼女は怖かった…
ジェームズがあんなに怒ってるのを見たことがなかったんだ…
彼はすごく怒ってて、おばあちゃんにまで怒鳴ってた…
彼は今、彼女に何をするんだろう…
色んな考えが彼女を蝕んでた…
彼女は泣きながらジェームズに謝罪を懇願したけど、無駄だった…
彼は彼女の手を握って、車に乗せて、他の人も車に乗せて、屋敷に帰ったんだ…
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だから、エミリーの計画が全部失敗に終わったから、ジェームズはエミリーを屋敷から追い出すことになるのかな…
ジェームズはどうするんだろう…
一方には、彼に嘘をついて、信頼を失ったエミリーがいて、もう一方には、彼のおばあちゃんとお母さんたちがいる…
彼はどうするんだろう…
ジェームズはエミリーとの友情を壊して、彼女を過去にするのか、それとも彼女にもう一度チャンスを与えるのか…
次何が起こるか、お楽しみに!