チャプター22 魔法世界会議(II)
東の国では、魔法の世界会議の会場はめちゃくちゃで、煙がモクモクしてたんだよね。講堂の椅子はあっちこっちに傾いてるし。
「何が起きてんだよ!?」 デビルが演壇で叫んだ。
「デビル様に報告します! エンジェルが突然襲撃してきて、戦士たちはまだ来てないんです。それで…」って、鎧を着た兵士が言った。
「マジかよ! 今すぐリヨン王、ワンに知らせろ!」 ちくしょう! こんな時に奇襲とかありえねえだろ! 契約では、戦士がいる時に奇襲できるってハッキリ言ってるんだぞ! ほんと、天国のやつらは信用できねえな!
「はい!」 兵士はそう言うと、くるっと回って消えちゃった。
城--
「コンコン…」
「はーい、はーい。」って執事が答えた。
「シュー・バトラーさん、すみません、ワン様はいらっしゃいますか?」 って、すごく背の高い女が尋ねた。
「はい、どちら様でしょうか?」 シュー・バトラーは目をこすって、幻じゃないことを願った。
「知る必要はないわ。」って、背の高い女は言って、階段を上がってった。まるで奥様みたいだね。でも、お尻が安定してれば、マジで奥様っぽいのに!
「ワン。」 その背の高い女は書斎のドアをノックして開け、ワンが許可するもしないも関係なく、王様の側に歩いて行って、いきなり王様の膝の上に座った。
「ターナ、なんでここにいるんだ?」 ワンは突き飛ばしたりした。この女はマジで嫌いなんだよね! 超嫌い!
「会いたかったの。」 ターナは細い親指でワンの胸にグルグルって円を描いて、ワンが彼女を満足させてくれることを願った。
「用がないなら邪魔すんな、シュー・バトラー、客を追い返せ!」 ワンは冷静に言って、ターナに冷水をぶっかけた。
「えーと、あー。 ターナーさん、どうぞ。」 シュー・バトラーはすごく愛想笑いをして、招待するジェスチャーをした。実は、シュー・バトラーはさっきから盗み聞きしてたんだよね。だから、ワンの呼びかけにすぐ気づけたんだ。
「ワン様!」 書斎の中の物がゆっくりと浮き始め、周りの空気はどんよりしてきて、息苦しくなってきた。でも、ワンみたいな古株のヴァンパイアは息苦しくならないんだけど。
「ターナ、何がしたいんだよ!」 ワンはそれを見て叫んだ。俺の場所で魔法使うとか、死にたいのか。
「何がしたいかって? ふん。」って言うと、ターナはさらに魔法を強めた。
「プリンス?」 兵士は書斎のドアの外で慎重に叫んだ。
「何だ?」 ワンは笑顔で言った。でも、急に圧力が上がってるのを感じるだろうね。
「デビル様が、すぐに魔界会議に行くようにって!」 兵士は言った。
「わかった、すぐ行く。」 ワンはそう言うと、すぐに魔法を第二段階に入れた。空気が薄くなり、精霊がワンの手に集まり始めた。そうして、精霊のナイフがワンの手に現れた。ワンは稲妻の速さでターナを突き刺し、ナイフの血をスマートに捨てて、精霊のナイフは消えた。
魔法の世界会議の会場--
会場はどこもかしこも綺麗で、戦った跡なんて全然なかった。
「デビル様、プリンスを連れてきました。」 この兵士もすごく混乱してるんだけど、でも…身分をわきまえて。
「ああ、下がっていいぞ。」 兵士が去ったのを見て、デビルは言った。「実はさっき、エンジェルが襲撃してきて、めちゃくちゃだったんだ。でも、自称『ファン』ってやつが後から来て、一人で何百人ものエンジェルを倒したんだよ。それで、俺も後片付けしたってわけ。」 デビルは説明した。
「それで、彼は?」 ワンは、何かおかしいって思ってるんだ。見てみよう。
「ラウンジにいるよ。」 デビルはそう言って、ワンをラウンジに案内した。
「コンコン…」
「誰?」 って、素敵な声がした。
「俺、ヘゼ。」 デビルがヘ ochreって言ったんだよな、なんか珍しい。
「入って。」 ファンは言った。
「やあ、俺は…」 ワンは自己紹介しようとしたけど、ファンは自分の名前を言った。「レオン…ワン…ジョー・リスン、だろ?」
「え、なんで俺の名前を知ってるんだ?」 ワンは丁寧に尋ねた。血族は一番礼儀正しいんだよね。
「へへ、君の名声はすごいんだよ。ところで、ブラッドムーンとフィリーもいるだろ、君たちの名声もすごいけどな。」 ファンは言った。このファンはすごくイケメンで、卵型の顔、鳳眼、超イケてる短めの茶髪で、黒縁メガネをかけてる。瞳の色は、世界で唯一の蛇の瞳なんだ。服装は超個性的。
「あなた…こんにちは。」 ブラッドムーンとフィリーは、ラウンジのドアから気まずそうに入ってきた。
「やあ。」 ジーニーは笑った。
「すみません、ファンさん、あなたは何族なんですか?」 ワンは自分の疑問を尋ねた。同時に、みんなの疑問でもあるんだけど。
「…」 自分の種族名、何て言うんだっけ?