番外編3
俺はバンパイアハンター、名前はジャン・ティエン。バンパイアハンター家門の中で一番勲章持ってるやつ、そして最後のバンパイアハンターでもある。俺が人生でマジで愛してるのはジェーン、めっちゃ活気あふれる女の子だった。どこかの地球で幸せに暮らしてたはずなのに、なんでか死んじゃったんだよ。ジェーンが死んだとき、俺の心も持ってかれたんだ。
ヨンシアを封印して、俺はそこを離れた。なんか、悲しいことばっかあったからさ。無意識のうちに、いつも俺を刺してくるんだ。ヨンシアを倒したいわけじゃないんだよね。ただの中学生みたいなもんだし。ジウインを傷つけたくもない。あの子、素朴な女の子なんだ。考えも心もシンプルでさ。ジウインがMP4を買ってあげたんだから、ヨンシアを倒すのはやめようと思ったんだ。だって初恋じゃん。純粋なものって美しいし、俺はヨンシアが羨ましかった。リンガーも最初はジウインみたいにシンプルだったんだ。ジウインとヨンシアは、リンガーと俺の二代目みたいなもんで、リンガーみたいに始まって、リンガーみたいに終わるんだよ。
ヤーイン貴族学院でゴン・シンレを見つけた。リンガーにそっくりだったんだ。最初は、ゴン・シンレをリンガーの代わりにしたかった。でも、時間が経つにつれて、死んだ心は騙せないってわかった。ゴン・シンレはリンガーとは違うけど、見た目が同じなだけなんだ。ゴン・シンレがヨンシアのこと好きってのも知ってたんだ。ゴン・シンレを使ってヨンシアとジウインの間に何かしたろうとも思ったけど、うまくいかなかった。ゴン・シンレは嫉妬深いだけじゃなくて、寛容で、あっさり諦めたんだ。それで俺はジウインを呼び出して話したんだよ。ヨンシアがバンパイアだってことを匂わせるような口調でさ。あいつらは、お互いを信じ合うまで恋を深めたのかな?何を言っても、ジウインは信じなかったんだ。ムカついて、わざとヨンシアとジウインを置いていったんだ。あいつらがこんなに早く別れたのは、俺のせいなんだよね、へへ!バンパイアハンターとか言ってるけど、俺は堕ちたんだよ。なんでかって言うと、約束を守らなかったからなんだ。3日って言ってたのに、守れなかったんだよ。初めてヨンシアに「そうだ」って言われて、反論する資格もないって感じだった、ハハ!
人生って残酷だよな。俺は任務を完了して、ヨンシアを封印した。そしてジウインは、記憶の結晶が壊れたせいで記憶を失った。それが一番いい結末なのかもしれない。
俺はまるで、人生の浮き沈みを経験した人のように、全てを見下している。リンガーが死んでから、俺はバンパイアを殺して封印することに必死だった。退屈なときは、隅っこに座ってボーッとして、自問自答するんだ。「リンガーが生きてなかったら、何があるんだ?」って。ジャン・ティエンにはわからなかった、ずっと混乱してたんだ。
リンガー、リンガーが死んだ瞬間からずっと、俺は思い出の中で生きてる。お城の中で、太陽の中で、花畑で踊る女の子がいた。そう考えると、すごく悲しくなるんだ。