第17章
アヴィエナのPOV
「は?」 リバーが私の荷物持ち上げてるの見て、固まった。なんでこんなに全部にイライラするんだろ。あいつはイライラの塊だ。ただでさえ、リバーとマリッサがケンカ中だから、優しくしてるだけなんじゃないかって思ってイライラしてた。そんなこと考えちゃって、もうどうしようもない。
『なんで怒ってんの? まだ子供のこと考えてる?』 リバーは私の質問に笑った。絶対からかってる。だから、彼から手を払いのけたら、彼はそれを避けながら笑ってた。マジで、今のリバーが何考えてるのか全然わかんない。ただただウザいだけ。
寝室に着いたと思ったら、すぐに呼び出された。
みんな楽しそうにしてる。私、早く家に帰って深呼吸したいのに。ホント、みんな疲れるんだよな。
『二人一緒にいちゃダメだよ。一緒の部屋にいたら結婚できなくなるかもよ』って言われて、笑っちゃった。多くの人は、結婚前に会うのは良くないって言うけど、だってバッドラックになるから。一緒にいても長続きしないんだから、なんでそんなことしなきゃいけないのか、私もわかんないし。それに、もう結婚してるし。
「大丈夫だよ、おばさん。もう結婚してるし。そんなの必要ないよ」 リバーがそう言ったら、リバーのおばさんは彼のこと見てた。何か言おうとしたけど、リバーのおじいさんがすぐに止めたんだ。
『いいんだよ、ステフ。僕らのために再婚してくれるんだから。二人には平和な時間をあげなさい』 おじいさんが言ったから、誰も何も言えなかった。
荷物を片付けた後、私たちも外に出た。みんなもう楽しそうにしてる。リバーの従兄弟たちはすでにマリッサと泳いでる。タシだけが私を誘ってくれた。みんな私無視してるんだもん。だから、ただ笑って、椅子に座った。
リバーのお母さんが近づいてきて、私の隣に座ったところで止まった。すごく長い時間一緒にいるのに、お母さんとは全然話さないんだ。怖いっていうのもあるけど、多分嫌われてるんじゃないかなって思ってる。
一方、リバーのお父さんは後で帰ってくるらしい。彼にどう話しかければいいのか、そもそも話しかける必要あるのかも、わかんないんだけど。
「なんで結婚式に誘ってくれなかったの?」 突然の質問に、私は驚いた。
「え?」
「初めて結婚したとき、私を招待しなかった」 って、冷たく私を見てきた。私の口は開いたままで、何て言えばいいのかわかんなかった。だって、本当に突然だったんだもん。その日の夜に結婚するなんて、思ってもなかったし。
『本当に私の息子を愛してるの? それとも、お金だけ?』 私に聞く時間もくれなかった。私はただそこで笑った。私も何て答えたらいいのかわかんない。嘘もつきたくないし。もちろん、母親はそんな話聞きたくないだろうし。息子は彼女にとって大切なものなんだから。
『ほら? そんな簡単な質問にも答えられない。どうして私の息子があなたみたいな人を選ぶの?』 って、冷静に聞いてくる。彼女の声に侮辱があったのかどうかわからない。それでもエレガントだけど、言葉はまるで短刀みたいだった。
彼女が私のそばを去ったとき、私は頭を下げた。砂浜で足で遊んでた。これでいいんだ。彼がくれた家に対して罪悪感を感じなくて済むように。だって、簡単じゃないもん。毎日、隠れて泣かないといけないんだから。
ここ数日、そういうことばっかりだった。いつもみんなだけ楽しそうにしてる。お姉さんローズ、ギルバート、お姉さんの彼氏、それに私を誘ってくれた唯一の友達のアタシャはまだ来てない。もちろん、トム、あいつには今回の結婚のこと言わないと、多分怒るだろうな。彼に電話して、リバーと結婚すること伝えたときのこと覚えてる。
『マジで? 2人の噂は本当だったんだ…』 なんか、彼の声に落胆が聞こえる気がした。
「お前、彼の事嫌いじゃなかった?」 って聞かれた。
「好きだよ。嫌いだったら結婚しないよ」 って答えるのが、もう慣れてきた。
「結局、ただの金目当てなんだろ。リバーのお金が理由で結婚したんだろ」 って言われても、もう慣れっこ。なんで怒る必要があるんだ? 事実だし。
それに、私が金目当てだから、リバーの家族の冷たさも我慢してるんだ。
浜辺を一人で歩いていた。みんなマリッサと一緒にいたかったから。後で島巡りするらしいけど、私を誘おうともしない。最近ストレス溜められないからだって。あと3日で結婚式なんだから。
『島巡り行かない? 二人だけで?』 リバーが、私の静けさに気づいて聞いてきた。おばさんといきたくないから、今日誘ってくれたのか、それとも他に何かあったのか、わかんないけど、私も他にすることなかったから、ただ頷いた。
数時間後には、私は彼と一緒にヨットに乗っていた。このヨット、どこから出てきたんだ? リバーの家族が使うヨットよりも大きいんだけど。
「おじいさんがプレゼントしてくれたんだ」って言うから、私の目はすぐに大きく見開かれた。
「え?」 口は開いたまま。彼らが本当に金持ちだってことは知ってたけど、これはちょっとやりすぎでしょ。まるで誰かにコインをあげてるみたい。
このヨットのデッキエリアに向かった。ワインと食べ物がある。海を見ながら、私たちは隣り合って座った。私がコミュ障なのはよく知ってるし、リバー以外誰も話しかけてくれないから、めっちゃ気まずいから、私は足で景色を写真に撮った。
「写真撮ってあげる」ってリバーが言った。彼は自分のスマホを横に置いた。彼の前で写真を撮るのが恥ずかしくて、頷くしかなかった。なんで、カメラの前だといつも大丈夫なのに、こんに恥ずかしいんだろう。最後は大きく笑うことしかできなかった。
「どこに送ろうか?」って聞かれた。
「エアドロップ?」 って答えた。彼は気に入らないみたいだったけど、結局頷いてくれた。
「写真撮ります、サー」 って、ワインを持ってきてくれたクルーが言った。リバーと私は二人とも座ってる。私はカメラに向かって笑顔を作った。
「海と一緒に、マダム、サー」って言われて、リバーと私は立ち上がった。私が彼の腰を掴んで近づいてきたとき、ちょっと口が開いた。だって、私たちを撮ってたクルーが『もっと近づいて』とか『もっと』って言ってたから。
リバーが私を見てるのを感じながら、私はカメラを見つめてた。まるで私の体を噛んでるみたいだった。彼の方を見ないようにした。見たら、また溺れてしまうから。どうしたらいいのかわかんなかった。
終わった後も、彼は私を離すつもりはないみたい。私はただ頷いて、椅子に向かった。
「あなたも写真撮る?」 って、彼に笑顔で話しかけた。彼は首を振った。私は不機嫌になった。昔は彼のこと調べてたんだ。たまにソーシャルギャザリングで有名人と一緒にいるのを見てたから。
私たちはただ、太陽、風、水を楽しんでワインを飲んでた。二人とも何も話さない。
インスタでも彼の名前で検索できた。前はストーカーみたいに見てたけど、ほとんどの写真が盗まれたものだった。もう彼ののやつは見つけられない。
「今はRiverSavellanoだよ」 って、私が気づいたら、すぐそばにいた。ワインボトルを持って、隣にいた。マジでパニックになって飛び上がりそうになった。
「僕のアカウント探してたみたいだね」 って言うから、スマホを私に戻した。私の目は見開かれた。
「何?」 ちょっと混乱した。彼の口元には笑みが見えたから、すぐにイライラしてきた。また彼にイライラしてる。なんでだろ。
「決めつけないでよ!」 って言って、スマホを隠しながら彼を見た。彼は笑って肩をすくめた。不機嫌にならないようにするのは無理だった。
「バカ!」 って叫んだけど、彼はまだ笑いを止めない。
『何?別に何も言ってないよ』 って、まだニヤニヤしてる。今の彼はすごく遊び好きに見える。いつも真面目なリバーとは全然違う。
私は彼を睨みつけたけど、彼は全然怖がらない。代わりに笑ってた。
「スキューバダイビング、やってみる?」 って聞かれた。私はすぐに首を振った。冒険するの苦手なんだ。色んなこと試すのが怖い。ただ、自分が心地いいことだけやりたい。自分のコンフォートゾーンにいるのが一番なんだ。
彼は私を見て頷いた。海の中にいるとき、私はどうしても口元に笑顔が浮かんでしまった。この感じ、癒しって言うんだよね。
「綺麗…」って、笑顔を隠せない。
「君が綺麗だよ」 って言われて、すぐに彼の方を向いて見つめ返した。からかってるのかどうかわかんないけど、もしそうなら、効果抜群。だって、今の彼とイチャイチャするってことにもうイライラしてるから。彼はガールフレンドがいるのに。彼は眉毛を上げたから、私は彼を見つめざるを得なかった。ケンカしただけなのに、もう新しいの探してるのか? 他の人とイチャイチャしてんの?
「あなたの笑顔と口説きで、私を捕まえられないわよ!」 って睨んだら、彼は眉毛を上げて、口元に笑みを浮かべた。
「まだ何もしてないのに?」 って笑いながら聞いてくるから、私は彼を細めた。彼は笑いながらニヤニヤしてた。
突然、彼はヨットに飛び込んだ。明らかに水の中に落ちていく。深いところだから、心臓の音が聞こえる気がした。
『マノング! お兄さん! リバー! リバーが飛び込んだ!』 って、どうしたらいいのかわからなくて大声で叫んだ。ヨットの反対側だから、聞こえるかわかんない。多分、本能で飛び込めって言われたんだと思うから、私は飛び込んだ。死ぬほど怖かったし、水泳の基礎しか知らないけど、やったんだ。飛び込んだ瞬間に、彼は片手で私を掴んで、腕の中に抱きかかえられて上がった。息をのんだ。信じられない気持ちでリバーを見た。彼は驚いて、口元にはまだニヤニヤした笑みが浮かんでいて、それが私をイライラさせた。
「マジで、リバー?」 って、彼を突き飛ばしてヨットに乗り込んだ。彼は私を助けてくれたけど、触りたくなかった。胸が締め付けられる。彼は何も言わなかった! まるで海を覚えているかのように、彼はただ飛び込んだだけなんだ!
『絶対に触るな! 手叩くから!』 って、大声で叫んだら、彼は笑って私の隣に立った。さらにイライラする。彼は物事を真剣に受け止められないんだ。まるで、全部冗談みたい。私は彼を睨んで、ヨットに入った。彼は私についてきた。
「怒ってる?」 って聞かれた。彼は私を見て、驚いたみたいだった。
『マジでビビらせやがって! 今になって、怒ってるかだって? バカなの?』 って、大声で叫んだ。彼の顔は少しショックを受けてたけど、すぐにニヤニヤし始めた。
『ふーん、まさか君がそんなに僕のこと気にしてるなんてね』 それだけしか聞こえてなかったみたい! バカ、アホ!