第13章
時計が午後7時を指して、アタシは警戒モードに入った。ここに閉じ込められてるガードを突破するのは、マジで大変なことになりそうだし。
見える前に感じたんだ。Moonlightパックが突入してきたのを。みんなが窓から覗いて、マジでビビってるのが分かった。
アタシは、変身して狼を召喚した。みんなはアタシの心のルナに悲鳴をあげて、アタシの得意技、スピードアップを使って、必死に目の前のガードを蹴散らしたんだけど、一番強いガードに掴まれて、部屋に戻されそうになった。でも、アタシはそれに抵抗して、そいつの首を引っ掻いた。他のやつらも変身し始めてさ。アタシは、爪にドレスを抱えたまま、一瞬で姿を消した。多分、走ってる間に汚れちゃったと思うけど。
木の陰に隠れて着替えて、そいつらの前に現れた。ガードの狼たちはアタシを引っ張ろうとしたけど、ダメだった。アタシのカラフルな茶色と黒の毛皮は、そいつらを弱くさせるんだ。アタシの毛皮は、月の女神の力を持ってて、一瞬で相手を眩ませるんだよ。
風がアタシの髪を撫でて、アタシの目は、もう絶対に終わらせるって決意でいっぱいだった。
「戦争なんて、させない!」アタシはAlpha Radenに叫んだ。Radenは、アタシに激怒して目を細めた。5000匹の狼を使って騒ぎを起こすのが楽しみだったんだろーね。アルファ、つまりアタシの運命の相手も、むかついてて、睨みつけてきたし、舌打ちまでしてた。
「デスタリア・モルガン、あっちに戻れ」って命令してきたけど、アタシはひるまなかった。もっと背筋を伸ばした。アタシの行動にめちゃくちゃキレてるときに限って、フルネームで呼んでくるの、マジウケるんだけど。
「嫌よ。もう、この2つのパックの間で戦争なんてさせない。Moonlightパックを破壊するために月の女神を召喚するわ。だって、前の初代ルナを殺したんだもん」アルファ Radenはアタシを相手にしてないって感じで笑った。アタシのことを、頭がおかしいやつだと思ってるみたい。目がバカにしてて、意地でもって感じだった。
「小娘が、自分の運命の相手の言うことを聞け。お前にここでできることなんてないんだ」ってRadenは言った。そしたら、アタシの運命の相手がアタシの前に立ちはだかって、その輝きを見せつけた。
「そんな風に呼ぶな、この犬野郎」って、みんながAlphaの言葉に息を呑んだ。アタシを守るために、他のAlphaを侮辱したんだから。一部の人にとっては、Alphaを悪く言うのはタブーみたいなもんだし。アタシは、運命の相手がようやく理解して、アタシを守ってくれたことに誇りを感じた。
アルファ Radenは、ガードたちが攻撃の準備をしてアタシたちに突進してきたとき、マジになった。でも、アタシが目を閉じて、一瞬後に開けたら、全員死んでたんだ。
アタシは、血管の中で銀色の光が輝いてる力に息を呑んで、運命の相手を見た。そいつも目を見開いてた。妹ですら、アタシがたった一瞬で5000人の戦士を殺せたなんて信じられなかったみたい。月の女神もそう願ってたんだと思う。アタシには、こんなことができるなんて全然分からなかったんだよね。トレーナーが、アタシと女神の間には特別な繋がりがあるって言ってたけど、全然聞いてなかった。ただ、虚しいモチベーションのためだけだと思ってたし。アタシ以外誰もできない能力で、それが間違ってるって証明された。
アルファ Radenが弱々しくしてるのを見て、パックは歓声をあげて、命令に反抗し、アタシを空中に持ち上げた。アタシの運命の相手も、ちょっとだけ微笑んでた。そいつに殺されるかもしれないって恐怖心は、とっくに消えてて、みんなからの信頼と感謝に包まれてた。ついに、アタシが自殺願望のない、役に立つルナだって証明できたんだ。みんな喜んで受け入れてくれた。
「ごめんなさい、アタシたちの判断ミスでした」双子の女の子たちが、同時にアタシに謝ってきたから、アタシは微笑んで、謝罪を受け入れた。
「覚えてろよ、小娘。また、予想外の時に現れてやるからな」アタシの運命の相手は変身して、アタシをぶちのめしたかったみたいだけど、逃げて消えちゃった。そいつは人間に戻って着替えて、アタシに近づいてきた。
「お前がやったことは、マジで…勇敢だった。バカだけど、勇敢だ」って褒めてくれたから、アタシはそいつを抱きしめた。そいつは満足して、誇らしげに溜息をついて、抱き返してくれた。最初は怒ってたけど、落ち着いたんだね。
パックのみんなが、アタシたちを見てた。「ルナのためにセレモニーをやるぞ!」って、みんなが叫んで、アタシは感謝でぼーっとしてる顔を見て笑った。マジで夢みたいだった。自分の計画が上手くいくなんて信じられなかったけど、アタシには才能があったんだ。月の女神様のおかげだね。
空を見上げて、心の中で感謝した。
めっちゃいい仕事したよね。Laceがアタシたちを褒めてくれたから、アタシは運命の相手の目に映る誇らしさにニヤけた。
「お屋敷に行こう」最後の言葉で、アタシは忘れようとしてたあることを思い出した。マサ、死んだ女の子のこと。Alphaに説明しなきゃ、じゃないと、そいつらは気づいて、もっと疑うことになる。
アタシたちは手をつないで歩いた。運命の相手がMasaの死体を見た時の顔を想像すると、お腹がドキドキしてきた。とりあえずは隠して、この戦争を止めた勝利に浸った。元パックの戦士たちを間接的に殺すことになったとしても、運良く、アルファ Radenの未婚のトレーナーの方針のせいで、みんな結婚してなかったしね。
家族が恋しくて、毎秒ごとに悲しくなった。Alphaもそれに気づいたみたい。
「どうしたんだ、Desti?」って聞かれたから、アタシは不安をごまかすために、神経過敏だって言っておいた。
そいつの寝室に着いた。マジで広くてびっくりした。まるでデラックスルームみたいで、ベッドの上には赤いカーテン、キングサイズのダブルベッドの前には小さなソファ、床には白いタイルとカーペットに花が飾ってあった。アタシをマークするために、わざとそうしたんだって。
戦争が終わったら、マークするよ
まさかコットンパンツ履いてたとか言わないでよね、もうミッション失敗じゃん。Laceがイライラしてて、アタシは心の中でウーって唸った。