本当に余計なお世話だね
「あの、ハリー男爵。ウチの工場8が襲撃されたんです。倉庫にあった商品は全部持ってかれちゃいました」
ハリー男爵、マジで顔面蒼白になって、危うく気絶しそう。
「クソったれ、アダムめ!マジえげつねえな!」
まともに抵抗もされずに、あっという間に終わっちまった。
大量の商品持って帰ってきたし、後で片付けとか色々話し合わねーとな。
今はマジで寝るのが最優先事項。
将来、こんな夜中にこっそり襲撃するの、禁止にしねーとな。
海賊だって、9時から5時まで働いて、残業代も出るってのにな。
ドリスがまたバスルームから出てきた。
いつもの白いネグリジェ、ケツギリギリのとこまでしか隠れてねーし。しゃがんだら、マジであの秘密の場所、丸見えじゃねーか。
でも、こんなこと、マジでそんな度胸ねーわ。
つーか、今すげー疲れてんだよな。
この睡眠、10時間以上も続いたし、次の日起きたら、もうお昼近く。
隣にいたドリスは、いつの間にかいなくなってた。
寝てた場所を触ってみると、もう全然あったかくねーし。
すぐ起きる気にもなれねー。
システムのモール開いて、昨日買った工業用の船の設計図、1000ポイントも使っちゃったんだよな。
今、500ポイントしかねーし。
昨日のハリーの工場襲撃で、150ポイントも何もなくゲットできたし。
できれば、毎日あいつの家に行きてーんだけど。
でも、こんなの無理に決まってんだろ。
こんなポイントの稼ぎ方だと、破壊行為から得られるポイント、あんま多くねーんだよな。
主に、どれだけ商品奪ったかで決まってくる。
それに、強奪する過程で問題に気づいちまったんだよ。
司令船の操縦、フリゲートの熟練度とちょっぴり関係あるっぽい。
でも、武器システムとか追加すると。
もう別次元。
操縦の難易度も上がるし。
でも、システムのールには、この弱点を補えるものがある。
司令船制御マスター。
200ポイント。
普通のフリゲート操縦熟練度の2倍もする。
でも、これがあれば、司令に関するあらゆる面で、マジでめっちゃレベルアップする。
もっとすごいやつとか。
あー、10倍の値段とか、マジで考えない方がいいわ。
情報が頭に入ってきたけど、別に変な感じはしねーな。
でも、こういうのって、本能みたいなもんなんだよな。何か超越したオーラとか、全然くれねーし。
服着替えて、下に行ってみたら。
ドリスがスーツケース持って、出かける準備してるじゃん。
「ドリス姉さん、お出かけですか?」
「私じゃなくて、私たちだよ」
「は?俺、お出かけすること知らなかったんだけど?」
彼女の向かいに座って、メイドが作った朝ごはんを手に取った。
「こうなのよ。あんた、司令官になる資格があるんでしょ。だったら、海軍に報告しなさいよ」
「なんで?報告しなかったら、どうなるの?」
「別に何にもならないわよ。でも、報告したら、あんたにとってメリットたくさんあるんだから。例えば、海軍の報告試験に合格すれば、海軍専用のフリゲートがもらえるのよ。このフリゲートは軍事仕様で、性能は民間モデルより30%も強いの」
「海軍ミッションシステムとかもあるしね。海軍のミッションをこなせば、星コインが稼げるし、他の海軍軍艦とも交換できるわよ」
「全体的に、あんたにとっていいことしかないのよ」
「でも、この手の試験の合格率って、マジで高くないんだよね。実際の合格率は20%くらいじゃないかな。これは、覚悟しておきなさいよ」
でも、彼女の心の中では、コイツが最初からフリゲート5隻も操縦できるってこと、知ってるし、その成功率もほぼ100%だってことも。
手を上げて、時間を確認する。
「OK、時間はないわよ。準備はもう終わってるから。あと1時間後には、星間クルーズ船がここを通るから」
まーた、俺はいいように利用されてるのか。
あいつから奪わないと、マジで良い暮らしなんてできねーんだよな。
司令船は、フリゲート2隻と一緒に空に飛び立った。
薄い赤色の大気圏を擦りながら、宇宙へ。
惑星から出たのは、マジで初めて。
ちょっと怖いけど、戦艦には人工重力があるから、不快な感じはしない。
座標設定して、司令船は亜光速巡航モードに入った。
俺がいる星系は、崑崙星系って呼ばれてるらしい。
この星系には、楓葉星以外にも、モーニンググローリーって惑星がある。
その惑星は、崑崙星系のメインプラネットらしい。
海の面積が60%もあるんだって。
水資源も豊富だし、観光とか商業とか、マジでめっちゃ発展してるらしい。
それに、一番の特徴は、朝に日の出がある時。
その景色は、マジでファンタスティックすぎて、多くの旅行者が来るらしい。
俺の記憶だと、子供の頃にこの場所に来た気がするんだよな。
突然、イメージが頭に浮かんだ。
横でボーッとしてるドリスの方を向く。
「姉さん。あのさ、モーニンググローリー星で、なんか一緒に言ったこと、あったよな?」
「え?何のことか全然知らないわ」
そうは言ってるけど、心の中ではちょっと落ち着かない様子。
悪いやつが何か考えてるのか、疑ってるっぽい。
でも、アダムの記憶の中では、二人がそこでどんな重要なこと言ったか、マジで曖昧すぎて分かんねーんだよな。
軽く首を振って、深く考えないことにした。
思い出せなかったら、もうしょうがない。
これを見て、ドリスはマジで歯ぎしりして、あの冷酷なクソ野郎を殺したいくらいだった。
モーニンググローリー星には、宇宙港がないんだよな。
宇宙港は、衛星の後ろに作られてるんだって。
近づいていくと、巨大なものが目に飛び込んできた。
星間クルーズ船の全長は10キロにも達してる。
全体的に、潰れた涙の形をしてる。
先は細長くて、後ろは全体的にめっちゃ膨れてる。
この中に、格納庫とか、停泊エリアとか、マジで広いスペース占めてんだよな。
残りの4分の1くらいが、レジャーとかエンターテイメントエリア。
ここでは、ポルノとかギャンブルとか、全部合法な産業なんだって。
これらの産業が、雇用とか消費とかを支えてるらしい。
女性の権利とか、とっくの昔に星くずになっちまった。
でも、これらの産業はすべて、自発的であることが前提なんだって。
帝国の上流階級でさえ、何か違法なものを公の場に出すことはできないんだよな。
二人は停泊料を払って、エレベーターで上の部屋へ。
豪華な部屋の中には、またもやこの見慣れた大型ベッドがあった。
そう、マジでデカいの。4、5人くらい寝れるくらいデカいの。
逆に、二人しかいないのに、この女はマジでわざとだろ。
「はいはい、見るな。私たち二人だけなんだから。他の女と一緒に寝たいなら、私の許可なしじゃ無理よ」
「クソ、マジでそんなに気にしてるんだな」
ドリスはニヤニヤ笑って、赤いチャイナドレス着て、俺の腕掴んで部屋を出た。
レストランの中。
ここで提供される料理のほとんどは、高品質の栄養クリームなんだって。
もちろん、アラカルトの食事もある。
でも、値段はこれらの10倍以上もするらしい。
明らかに、二人とも貧乏な金持ちタイプじゃねーし。
「お客様、メニューです」
星間時代には、高度な科学技術がどこにでもある。
でも、代わりに昔ながらの美しい紙のメニューは、上流階級だけのもんになったんだって。
普通の人は、テーブルのモニターで食べたいもんを直接選んで、特別なロボットが食べ物を持ってくるんだよな。
一方、俺たちは、マジで地味で控えめなウェイトレスにサービスされてるし。
ドリスは、これ全部マジでめっちゃ詳しいから、数行読んでから、俺にメニュー渡してきた。
「あんた、ザリガニ好きだったわよね。ここでは食べれないけど、代わりに、あんたが気に入るものがあるはずよ」
メニューをめくって、彼女の体の匂いが鼻孔をくすぐる。
アダムは、まだ精神的にルーキーだから、頭がちょっと混乱してて、メニューを見るべきか、彼女の深い谷間を見るべきか、マジでどっち見ればいいか分かんなかった。
「あれだな」
「えっと、じゃあ、あれで」
「はい。お客様、その場で殻を剥くサービスはいかがですか?」
マジかよ、このサービス、マジで誰もいないだろ。
こんなのまであるとは、信じらんねー。
「結構です」
「かしこまりました。それでは、お二人様、少々お待ちください。5分で料理が運ばれてきます」
シェフはマジでめっちゃ手際よくて、すぐに俺たちが注文した料理が運ばれてきた。
ちょうどその時、妊婦が二人のところにやってきたんだよな。
「お客様、何か飲み物は必要ですか?赤ワインもありますし、52度の白酒もあります。他の種類をご希望でしたら、すべてご用意できます」
「赤ワインを2杯だけ」
ドリスが代わりに決めて、手首でカードをスワイプして支払いを済ませたから、ロボットが後ろから来て、おしっこする体勢で彼女を支えてるのを見たんだよな。
透明なグラスが彼女に手渡された。
その後の光景は、マジでアダムの価値観を地面に数十回も擦り付けたんだよな。
妊婦は恥ずかしそうに白いスカートをめくり、下半身が二人の男の目に直接晒されたんだよ。
でも、下の景色は、俺が想像してたのと全然違ってた。
特別なバルブが開いて、赤ワインが彼女の秘密の場所から流れ出てきたんだよ。
この光景を初めて見たアダムは、驚いて口を開けて、頭がちょっとボーッとしてたんだよな。
彼の驚いた表情を見て、ドリスが説明してくれたんだよ。
「彼女たちはワインガールって呼ばれてるの。特別な技術で、ワインの醸造の原料を彼女たちの子宮に注入して、体温で最大3ヶ月間発酵させたら、無事に販売できるのよ」
「もちろん、ワインガールの場合は、子宮は薬で改造されてて、マジでめっちゃ綺麗なの。毎月生理とかもないわよ」