第4章
AMAHのハートから
何をするのか、まだ全然決められなかった。
思い切って一歩踏み出そうと決意しても、いつも何かしらが邪魔をして、結局は育った環境に引っ張られるんだよね。
お父さんとお母さんは、子供たちが道を外れたり、ヤンキーみたいになったりしないように、本当に一生懸命だった。私たちがやってきたことといえば、彼らを誇りに思わせること、そして世間のライフスタイルに影響されないことを約束することだけだった。
まあ、それが私がどれだけ両親を尊敬していたかってことだけど、でも彼らの私に対する態度を見ていると、その状況を変えたいって気持ちがどんどん強くなってきたんだ。
両親が望むような良い子でいたい気持ちもあるけど、二番手でいるのは嫌なんだ。
自分の家で、感謝もされず、見過ごされるなんて嫌。
私が認められ、注目される場所にいたい。
二番目なんて嫌だし、ここにまだいるのは、両親が本当に変わってくれることを願っているからなんだ。
ルイスは、早く決めてくれって言ってきた。もうすぐ出発しなくちゃいけないし、彼がずるずるしているのは、全部私のせいだって。
だから、あと一週間だけ時間をくれないかってお願いしたんだ。そしたら、残るのか、一緒に街に行くのか、返事をすることにした。
一週間は長すぎたけど、彼は待つことに同意した。
実は、あんな風にいきなり出ていくのは怖かったし、ここに残る理由があればいいのにって思っていたんだ。
レイチェルに注がれる特別な愛情なんて、全部無視してやろうと思っていた。
だって、妹だし、愛されるべきだよ。そこに競争なんてあるべきじゃないけど、たまにはその愛情をちょっとでもいいから感じたい。
でもまあ、大丈夫。時間が経てば、両親も他の人も、私を認めて、感謝してくれるようになるかもしれない。
そんなことを考えて自分を慰め、もうルイスには、一緒には行かないって伝えようとしていたんだ。
遠距離恋愛でいいし、何も変わらないだろうって。
家族を置いていなくなっちゃうなんて、どうかしてる。
両親に見守られ、大切にされながら学校に行って、両親が誇りに思えるような女性になりたい。
出て行ったら、彼らは悲しむかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど、まだ出ていく勇気がないんだ。
そんなことをずっと考えていたんだけど、最後の最後で、本当に嫌な目にあったんだ。
レイチェルは、もうすぐ試験だからって、お皿洗いとか家事を免除されてた。一生懸命勉強しなきゃいけないんだって。一方、私は仕事から帰ってきて疲れているのに、全部家事をさせられるんだ。
私も大学の試験があるのに、誰もそんなこと気にしてくれない。私が落ちても彼らは関係ないけど、レイチェルが落ちるわけにはいかない。だって、彼女は彼らのお気に入りなんだから。
もうたくさんだ、これ以上耐えられない。
ルイスは明日、大きな街に出発する。もう行かないって伝えたのに、やっぱり考えが変わったんだ。
電話して、私なしで出発しないでって言った。
怪しまれないように、少しだけ大切なものをバックパックに詰めた。
家を出る前に、もう一度部屋を見渡した。
門を出ようとしたとき、せめて書き置きでも残そうかと思ったんだ。
ゆっくりと家に戻り、台所から出てきたお母さんと鉢合わせた。
「もう行ったと思ったわ。何か忘れ物?」
私はうなずきながら歩き続けた。
お母さんはもう一度私に声をかけて言った。
「エイプリル、早く帰ってきてね。洗濯しなきゃならないのよ。特にお姉ちゃんの週末用の服が二着あるから、今度の土曜日に着るんでしょ。友達が遊びに来るって言ってたし、可愛くしたいんだって。早く帰ってきて洗濯とアイロンがけとか家事をしてね。あなたみたいな大人がいるのに、私が全部やるわけにはいかないから。洗濯以外にも、夕食の支度もお願いね。それから、土曜日に遊びに来るお姉ちゃんの友達のために、パン屋さんでおやつも買って帰ってね…わかる?」
私は変な顔をして笑って答えた。
「はい、お母さん…わかりました」
自分の部屋に戻って、紙に数行書いて、包んでベッドの上に置いてから、振り返らずに出て行った。