第50章
AMAHのハートから
「またおめでとう」と彼が言った。
「ありがとう…」と、私は笑顔で返した。
私の中の幸せは、火山みたいに爆発しそうだった。
やっとここまで来れたことに、すごくワクワクしてた。
私一人じゃ無理だったってことは、疑う余地もない。
私のスーパーヒーローのすごい助けがなかったら、ここには来れなかった。
そう、フィリップは本当に神様からの贈り物。時々、彼を通して神様が私に授けてくれたたくさんの恵みに、私自身がふさわしいのか考えたりするんだ。
彼には本当に感謝しかない。
フィリップのおかげで、ついに私立大学に入学できたんだ。
お金がすごい額で、彼に「そんなにお金を使わないで、普通の大学に行かせて」ってお願いしたんだ。だって、彼は最初に行きたかった大学にはもう行かせてもらえなかったから。
フィリップは、私が学校で快適に過ごせるように、そして気が散ることなく勉強に集中できるようにしたかったんだって。
今日、私はずーっと行きたかった法学部に合格したんだ。
もう少しで妥協するところだった。最初は入学を希望してた古い学校で社会学にしようかとも思ってたけど、フィリップがちょうどいいタイミングで助けてくれたんだ。
彼が私を祝うために連れ出してくれて、またおめでとうって言ってくれた。
今回は、子供みたいに顔が赤くなっちゃった。
フィリップが望むように、私は職場を辞めたんだ。
彼が見ていたドラマから、たくさんの男が私を困らせるだろうって言ってて、それを望んでないんだって。
ジェリーとのロマンチックなドラマについて触れて、仕事を辞めた方がいいって言ってた。
彼が私を私立大学に入学させる手続きを始める前から、もう仕事を辞めて欲しかったみたい。
彼は、私の学校はフルタイムで、全部の集中力が必要だって言ったんだ。
法学を勉強するってことは、たくさん勉強しなきゃいけないってことでもあるから。
私は彼の言うことに全部賛成して、すぐに退職届をブティックに提出したら、同僚たちは全然嬉しくなさそうだった。
みんな私がいなくなったら寂しいって言ってたよ。
マネージャーは私に辞めて欲しくなくて、もっと給料の良い昇進の話まで持ちかけてきたけど、どうしても、もうこれ以上ここにいることはできなかったんだ。
行かなきゃいけなかったんだ。
マネージャーは、私が店にたくさんのお客様を連れてきてて、そのほとんどの人が私の接客を気に入ってくれてるって言ってた。
接客が上手だし、また気が変わったらいつでも歓迎するって言ってくれたんだ。
私もみんなが恋しくなるだろうけど、この新しいページで、フィリップとのこのセカンドチャンスで、彼の喜ぶことを全部しなきゃいけない。
完全に信頼を取り戻せるようなことを。
前みたいに、私を愛して、疑いなく私を信じてほしいんだ。
正直で、ストレートにいきたい。
前みたいに、ちょっとした嘘とか、大きな嘘とか、そんなのはもう嫌なんだ。
もし私が彼に「これは白だよ」って言ったら、彼が確認したときにも、私が言った通りになっていてほしい。
ジェリーのことは、あの頃もまだデートには行ったんだけど、それは彼の誘いを尊重するためと、彼とは付き合えないってことを伝えるためだけだったんだ。
すごく丁寧に伝えたかった。だって、彼は私を愛してくれて、特別な気持ちにさせてくれる、本当に素敵な人だったから。
ダニエルがあんなに失礼で、私を落とそうと必死になって、みんなに私が底辺から来た人間で、何の良いことも受けるに値しないって言いふらそうとしたのを覚えてる? ジェリーは私の味方になって、彼の友達と一緒に、私をサポートしてくれて、私が今までもらった中で一番高いプレゼントをくれたんだ。
彼には感謝してるし、会って、どうして彼と付き合えないのかを優しく説明するのは当然のことだったんだ。
彼は傷ついたみたいで、もっと時間をくれるって言ったけど、無駄だった。だって、どれだけ時間がかかっても、私が彼のガールフレンドになることはできないってわかってたから。
フィリップがいたっていう事実以外に、私はジェリーに何とも思ってなかったし、最初は試してみようかなって思ってたんだ。そのうち、彼を愛せるようになるかもしれないって思ってたんだけど、幸運にも、フィリップが予想外に現れて、全部変わっちゃった。
ジェリーは私を説得するのをやめて、前に進むことにしたんだ。
あれからもう6ヶ月以上経つけど、こんなに幸せだったことはない。
もう学校にも通ってるし、お金持ちの子供たちが通うみたいな、すごい私立大学なんだ。
フィリップは約束通り最高のものを私にくれて、学校に必要なもの全部揃えてくれたんだ。
彼が私を買い物に連れて行ってくれて、ワードローブにまだ着てない服がいっぱいあるのに、さらに新しい服も買っちゃった。
「エイプリル、もう学校に行ってるんだから、次は何? まだあの計画のままだよね…」
高いワインで新しい人生を祝った後、彼はそう聞いてきた。
彼が何を言ってるのか、正確にわかってるけど、まだ準備ができてるのかわからないんだ。
「うん、まだ計画中だけど、そんな大きな旅に本当に準備ができてるのかわからない…」
「エイプリル、準備する必要なんてないんだよ。一生準備できないかもしれない。でも、正しいことだから、やらなきゃいけないんだよ」
「そうだね。でも、とりあえず最初の学期を終えてから、その旅の準備をしてもいいかな。新入生として旅立ちたくないんだ。学期を終えてからの方がいいと思うんだ」
彼は黙ってて、しばらくして頷いた。
「わかった。じゃあ、学期を終えることに集中して。急がせたくはないんだ。だって、君のことだからね。でも、励まし続けたいんだ。過去に戻って、君の周りの人たちの心の中に作られた間違いを正して、恐怖を消して、疑いを晴らすことがすごく重要なんだ。そうすれば、すべてが最終的にうまくいくことを知って、君自身も心穏やかにいられるだろうから」
私は頷いて、また彼にお礼を言った。
フィリップからのあの励ましの言葉で、前よりももっと決意が固まったんだ。
私の過去はもう私には影響しない。私が真剣に考えてるのは私の未来。
これは私が過去にドアを閉めて、フィリップとの美しい旅を始めるまさにそのステージなんだ。
今の結果がどうなろうと、私はもう恐れてない。だって、フィリップが一緒にいてくれれば、どんな障害も乗り越えられるってわかってるから。
私の証と、もう一つの美しい人生の旅は、6月に始まった。
フィリップが私のセカンドフェーズにいて、私を導いてくれるから、旅はスムーズに進むんだ。
私はそれを「6月のブレイク」と呼んでる。
終わり。