計画
「みんな、いい?課題をやる時間は30分だけ。で、課題っていうのは、ベースを1つ破壊すること。破壊するのは1つだけでいいからね。3つの学校の間で、贔屓とかはしないから」 頭アドミラルが俺らに言った。俺らは全員、こくりと頷いた。
「俺はさ、レビティカスを潰すのをおすすめするよ。あいつらは、トータルで3番目だし」 ヘッドアミンが言った。俺はダークのほうを見たんだけど、そいつはアドミラルとも話してるっぽい。
「いつも覚えておけ。頭脳と、敏捷性と、パワーを、どんなときも使うんだぞ」 頭アドミラルが俺らに言った。
「3つの名門校の生徒諸君、シミュレーターに入ってください」 ってコンピューターがアナウンスした。また俺はダークの様子を見たんだけど、今度は俺の方を見てた。そいつはニヤリとしたから、俺はそっぽを向いた。
俺らはシミュレーターの中に入り始めた。
「頑張って」 俺はスピーカーのほうを見た。ダークだった。そいつは俺の後ろにいて、俺のことを見てたから、俺は足を止めた。
「おや?俺とやりあうのか?俺はただ、頑張れって言っただけなのに」 って言って、笑った。
「ムーン、俺たちが話してたこと、忘れんなよ」 ってダークが言うんだ。
「話?」 俺は俺らの後ろのスピーカーを見たんだけど、シャドウが俺ら2人を見てたんだ。
「どんな話?」 シャドウが真剣な顔でダークに聞いた。ダークはただニヤリとして、俺にウインクして、自分の場所に行った。俺はシャドウを見た。シャドウはダークを見てた。
「あいつ、ムーンに何の話をしてるんだ?」 って聞かれたから、俺は肩をすくめた。
「行こ」 って言って、俺はシャドウの手を掴んで、自分の席に引っ張った。
みんなが入ると、シミュレーターが閉まって、濃い煙が出てきた。俺はまたダークのほうを見たんだけど、そいつは俺を見て笑ってた。ゆっくりと周りが変わって、俺らの仲間が消えちゃった。俺は俺らが踏んでるものを見た。氷だ。
「まじかよ、俺らを寒い場所に置くって考えたのか」 ってレッドが皮肉っぽく言って、俺を見た。
「どんな作戦?」 って聞かれたから、俺の仲間も俺のことを見てた。
「レビティカスを潰すんだ」 シャドウが武器を握りしめながら唸った。
「氷、火、森」 クラウドが、俺らが踏んでるものを掴みながら言った。俺らはそいつに同意した。
「俺らは氷で、火は左側で、森は右側だ」 って言って、きちんと立った。
「レビティカスのベースは、火の側にあるはずだよ」 アイスが言った。
「じゃあ、行こ」 レインが言った。
「アイス、ベース全体を分厚い氷で囲んで。俺は俺らのエリアの半分を溶かす。レイン、水の中に罠を仕掛けて。シャドウ、俺らのエリアの中央部分を暗くして、あいつらがやりづらくして」 レッドが言った。みんなは頷いて作戦を立てたけど、俺はただ見てただけだった。俺は唾を飲み込んで、どうやってあいつらから逃げるか考えた。
ダークと俺は話したんだ。ゼロがどこにいるか知りたかったら、そいつを追わなきゃいけないって。
ムーンライトとカストロの間で、戦いが起きなきゃいけないから、俺はチームメイトから逃げられるんだ。
「俺らの場所の真ん中で待ってるよ」
昨日ダークが俺に言ったことを思い出しながら、俺は目を閉じた。
「ムーン」 スターに話しかけられた。「大丈夫か?さっきから話しかけてたんだ」 って言われたから、俺は作戦を立ててるみんなを見た。
「ごめん、聞こえなかった。何て言ってたの?」 って俺は聞く。
「カストロと戦う作戦ある?俺ら、絶対あいつらのターゲットだよな」 って言うから、俺は俺らのエリアの前の方を見た。
どっちの側で戦うことになるんだ?
「俺らが戦う」 って言って、俺はスターを見た。
「どうやって?」 クラウドが聞いた。
「待ち伏せ」 って言ったら、俺の仲間は俺の様子を見た。
「おまえらの地図を持ってるやつは?」 って聞いたら、アイスがすぐに持ってた地図を取り出した。俺はそれを受け取って、持ってたボールペンを取った。
「俺らは北にいて、レビティカスは南、カストロは東。レビティカスに行くには、カストロを通らないといけない。あいつらに俺らのために作戦を立てさせて、罠にかけるんだ」 って言って、俺は俺らの場所の最初の部分を指さした。
「そこで待ち伏せして、あいつらが俺らのテリトリーに足を踏み入れるのを待つ。罠にかかったら、武器を奪ってゲームから追い出す。それからレビティカスを探して、あいつらのベースに突撃する」 って言って、俺はみんなを見た。
「俺の作戦に賛成?」 って聞いたら、みんなは頷いて、お互いを見てた。
「じゃあ、行こ。あいつらが攻撃してくる前に、俺らのエリア全体を暗くしなきゃ」 って言った。
シャドウが暗闇を操れるから、俺らの場所全体を暗くした。
「レイン、あの木のところに隠れてろ」 って言って、俺は俺らのエリアの外の木を指さした。「スター、あっち側に。レッドはクラウド、アイス、シャドウと一緒に暗闇に隠れてろ。あいつらがその線を踏んだら」 って言って、俺は俺らのエリアと外側の間の線を描いた。「木からジャンプして、戦いを始めるんだ」 俺はスターに言った。「スターがジャンプしたら、おまえらは隠れてる場所から出てきて、あいつらと戦うんだ。で、レイン、おまえは全員に怪我を負わせろ」 って言った。
「もし、あいつらが反撃して逃げたら?」 シャドウが聞いた。
「俺はあいつらが逃げられる道にいるから、俺が相手をする」 って嘘をついたら、みんなは頷いて、計画通りに自分の席に行って、カストロを待ってた。
俺は深呼吸して、カストロの人々を監視するために、あいつらから遠くない場所に走り出した。戦いのときに、俺はレビティカスに行って、ダークのところに行こう。練習だから、怖くないはず。
スターは俺の様子を見てたから、俺はコソコソと合図を送って、大きな岩に隠れて、前の方を覗いた。カストロの人々はもうそこにいた。俺は準備してるスターの視線を追って、カストロの人々が歩くのを眺めて、足を止めるのを見た。
「俺は氷だと思ったんだけど?なんで全部黒く見えるんだ?」 って聞こえた。
「さあ、ムーンライトの人たちは、レビティカスに突撃したに違いない」 ってキャプテンが言った。俺はキャプテンが俺が指さした線を踏むのを見て、彼の仲間が武器を持って後ろにいた。
計画通り、スターは戦いをうまく開始して、レッドをカストロに突撃させたけど、シャドウが言ったように、彼らは反撃したから、レインが突撃した。
俺は唾を飲み込んで、ゆっくりと後ろに下がって、あいつらから逃げ出した。
ゼロのためにやるんだ、あいつがどこにいるか知る必要があるんだから。