武器
練習用の制服に着替えて、すぐ部屋を出たんだ。あれは、ヘッド・アドミラルがくれたんだ、着るのが当然だって言ってたから。ブルーのVネック長袖シャツにムーンライトのロゴ入りで、白いハーレムパンツにグッチのデザインが入ってる。それに茶色のニーハイブーツ。今、自分が着てるやつで地面が踏みしめられる感じがするんだよね。練習中に気が散らないように、髪の毛をもっと三つ編みにした。さあ、今、僕らはヘッド・アドミラルと一緒に、訓練室があるはずの施設の最上階にエレベーターで向かってる。訓練室がどれだけ綺麗か見て、マジで魂抜けそうになった。訓練室のテーマは黒だったんだけど、ここの照明のおかげで明るくなってて、真ん中にガラスの箱みたいな形があって、その横には、名前も知らない武器がいっぱいあったんだ。ヘッド・アドミラルが僕らに向き直って、ニコッとした。
「少しだけ時間があるから、使う武器を選んでくれ。いい?選べる武器は、試合で使う武器だからな。」って、ヘッド・アドミラルが言って、僕らは頷いた。「武器を選ぶ時間は10分。僕が笛を吹いたら、選んだ武器を持ってここに戻ってきて。」って言って、タイマーを押したんだ。僕らは武器がある方に歩いて行った。レッドが武器をどう扱ってるか見てたら、キャノン砲みたいなのを持ってて、思わずゴクリ。あれ、重そうだけど、レッドがそのキャノン砲を持ち上げて、急に僕の方に向けたからびっくりした。
「試してみる?」って、レッドが笑いながら言ったから、キャノン砲が僕をロックオンしてる。彼女は横のボタンを押そうとしてたんだけど、顔にカードが飛んできて。むかついたレッドは、僕の後ろにいた犯人を見た。
「すみません、いつも。」って、僕は誰だか見てみたら、クラウドがカードを持ってる。クラウドがカードを空中に投げて、カードの側面に鋭い刃を付けてるのを見て、思わずゴクリ。一体、どうやったらあんな繊細なものを使えるんだ?
「伏せろ!」って叫び声が聞こえて、見たら、レインが腰にケーブルを巻き付けて、二本の刀を持ってる。彼女が僕らの近くに来たから、すぐに頭を下げた。
「赤ボタンを押して。」って、ヘッド・アミンがレインに言ったから、レインも同じことをした。レインは、ケーブルが腰に巻き付いたまま、上から落ちてきたんだ。
「ナイスガン、アイス。」って、レッドが言ったから、アイスを見てみたら、銃を持ってる。ショットガンだけど、よく見ると、すっごい高級そうな銃なんだよね。
僕は、自分が使いやすそうな武器を探し始めた。ある矢に目が釘付けになったんだ、クリスタルでできてるみたいに、三本の矢が付いてる。近づいて触ってみて、弦を引っ張ってみたら、なんだか嬉しくなってた。
鋭い先端の矢を一本取って、調整して、仲間のいない的板に当ててみた。弦を引っ張って、指のタブを離したら、急に一本の矢が五本になって空中に現れて、マジで目を見開いた。その五本のうち二本が的を貫通して、他の三本は急に逸れたんだ。矢がヘッド・アドミラルの方に飛んでいくのを見て、他の二本はレッドの方に向かって僕に返ってきたから、またまた目を見開いた。
「伏せろ!」って叫んだけど、遅かった。ヘッド・アミンの掌が、アドミラルに当たるはずの矢をすぐに受け止めたんだ。一方、レッドに当たるはずの二本の矢は粉々に砕け散って、さらにびっくりした。だって、もっと鋭かったんだもん。
「レ、レッド!」って叫んだら、彼女が急に飛んで行って、背中を向けて、矢の破片が燃えてた。誰も怪我しなかったから、ほっとしたんだけど。でも、レッドが僕に対して悪い印象を持ってるのを見て、すぐ不安になった。
「私を殺すつもりで地面にぶつけるの?」って、彼女は怒って聞いてきた。
「ご、ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ。」って言った。ヘッド・アドミラルは、さっき捕まえた矢をテーブルに置いて、僕を見たんだ。
「あの弓をコントロールするのは難しいぞ。あの弓の矢は精神的にコントロールされるから、もしそれを使うなら、技術をマスターするには長い時間練習する必要があるだろう。」って、ヘッド・アドミラルが言って、笛を吹いた。武器選びは終わりだって合図だ。近くにある二本の矢と、僕が持ってる矢を見て、本当にこれを使うのか?二本の矢を取って、仲間に近づいた。彼らが選んだ武器を見て、どれも鋭くて危険そうで、マジで安っぽく見えてきたんだ。スターは、先端が細くて緑色に光る大きな金の棒を持ってる。シャドウは、先端が鋭い大きなベイブレードを二つ持ってた。レッドは、さっきのキャノン砲、アイスは、さっき持ってたショットガン。レインは、二本の刀で、腰にケーブルがついてるのに気が付いた。一方、クラウドは、さっき遊んでたカードを持ってる。
「たぶん初めて触るものだと思うから、まず、それぞれの武器の作り方と使い方を教えるぞ。」って、ヘッド・アドミラルが言って、ボタンを押したんだ。
「戦う前に、まず、自分の選んだ武器の扱い方と使い方を訓練するぞ。さあ、あの鏡の中に入れ。」って、ヘッド・アミンが言って、真ん中にある大きな鏡のような箱を指差したんだ。
「武器を一緒に使おうぜ。」