第28章 エクストラチャプター (5)
「マジでムカつく」 チャーリーはロビーとハンナを睨みつけながら、ぷいっと不満げな顔をした。
「やめてよ」 私はくすくす笑った。本当は、2人のこと応援してるんだよね。ハンナはガーリーな感じで可愛いし、ロビーは「いい子ちゃん」って感じでかっこいいし。そっくりなんだよ、いろんな意味で。
「は? お前、あいつらの味方かよ!?」 彼は私に文句を言ってきた。
私はニヤリと笑って、「チャーリー、私たちまだ13歳だよ。中学だって卒業してないのに!」
彼はあきれたように目を回した。「もう、どうでもいいよ。あいつらマジでウザい」
あー、可愛い。
彼がリュックを手に取りながら、彼らを睨みつけているのを見た。「ロビーはクソ野郎だ」
「違うよ」 私は擁護した。「ロブは本当はいい人だよ」 ロビー・サンダースは本当にいい人で、代数の授業でクラスメートなんだ。私がめんどくさがり屋で、グラフ用紙を自分で持ってくるより借りる方が好きだってことは置いといて、ロブは必要な時にいつも用紙をくれるんだ。
チャーリーは胸を張って言った。「あいつを見ろよ、ブサイクで弱そうじゃん」
実際、ロブの金髪のウェーブのかかった髪と青い瞳を見たら、ブサイクなんて言葉からは程遠い。彼の辞書にはそんな言葉はないと思うよ。それに、うちの高校のジャックとかも彼のこと狙ってるし、弱くもないと思うんだけど。私は鼻で笑った。「私たちが知ってる限り、あなたが言ったこととは全然違うよ」
彼は私を睨んだ。「ねえ、お前は俺の親友なんだから、本当は俺の味方をするべきだろ」
私はため息をついた。「はい、旦那様!」 私は手を振りながら真似した。
彼はくすくす笑ってから、また大好きなハンナの方を見た。
私はヴァンシェル。そして、親友のこと大好き。
彼はチャーリー。そして、彼は他の女の子を好き。
やったね、人生。