第30章 エクストラチャプター (7)
ある日、退屈で仕方なくて、あたしはパソコンばっかり使ってたの。
Pewdiepieとか、Jacksepticeyeとか、Ryan Higa、SMOSHとか、YouTubeの動画を観た後、何か探し求めてるって感じだった。
Rebecca Blackの「Friday」っていうクソみたいな曲で笑ってたけど、退屈な感覚はあたしの人生をずっとムズムズさせてたんだ。
そう、アーチーがFacebookでTwitterのこと投稿してくるまでは。
最初は、鶏とか、ヒヨコとか、鳥とか、最悪の場合、オンドリがいっぱいいるサイトだと思ったの。でも、ランダムな人にランダムなことについてグダグダ話したりできるって気づいたんだよね。
だから、あたしの投稿を表すようなアカウント名、「クレイジーヘイター」を作って、最初の投稿をシェアしたの ->
ヘイターはヘイター。ヘイターは失礼。そう、あたしたちはそう。でも、それは嫌いな人を尊敬しないってことじゃないの。ただ、そういう人たちの自己表現の仕方が気に入らないだけ。
それに、あくまであたしたちの意見だし。あたしの意見だけだし。
偽善者の、クレイジーヘイターより。
その投稿をシェアしたら、フォロワー数が爆増したの。
そして、ディーバビューティーがあたしのプロフィールにディーバ力を発揮し始めたの。
ディーバビューティー: ちょー、マジ無理。ちょー、あなた、なんか、新しい、えっと、「嫌いなこと」みたいなことやってるじゃん。ちょー無理。ちょー、キモい。ちょー、エモっぽいし。ちょー無理。
そのコメントの後、エモの人たちから、エモであることに何か問題があるのかって、たくさんのヘイトメールが来て、「Likeシンドローム」が手に負えなくなってるって、嘲笑メールもたくさん来たって感じ。
●●●●●●> 20代のクロエ、正確には21歳。●●●●●<
クレイジーヘイターとして、あたしの本当の姿を告白する最後の投稿をシェアした後、肯定的なものも否定的なものも、たくさんのメールを受け取ったの。
メールをそんなに使わないでよかった。Twitter自体もね。大学とかで忙しいし。
チン...
ディーバビューティー: マジ?ちょー、無理。ちょー、嘘ついてる。ちょー、うざ。
あたしは大きな声で笑って、真実を明らかにする決心をした。
ディーバビューティーって誰?
あたしはスマホをアンロックして、彼女のプロフィールに行ったんだ。そしたら、あたしは衝撃を受けた。
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アーチーじゃなくて、黒髪をツインテールにして、丸いメガネをかけた女の子だったんだ。
なんか…予想してたのと違う。
ま、いっか。