エピローグ
もう遅い時間になって、**彼**が熱があるって気づいたんだよね。**彼**が熱いって先に気づいてなかったら、**彼**が病気だってわかんなかったと思う。どうすればいいのか全然わかんない。病気の人の世話なんてしたことないし。**私**がデーモンとして気にかけてたことって、病気をあげることだったから。だから、**彼**が病気になった今、どうすればいいのか全然わかんないんだよね。
**私**は外に出て、**オールドマン**に**パヴェル**が熱があるって伝えたいんだけど、困ったことにドアがロックされてて、この部屋から出られないんだよね、**オールドマン**。
「**パヴェル**…**パヴェル**、起きて、自分で治して」って**私**は言って、**彼**を起こした。**私**は目を閉じて、自分を落ち着かせた。世話となると、**私**の忍耐力は短いんだよね。
「**クサァラ**、落ち着けよ。人が病気になるのは普通のことだろ」って**私**は心の中で言って、それから席から立ち上がって、**パヴェル**の部屋をぐるっと回って、**彼**の熱を下げる何かを探した。**パヴェル**の服の中にタオルを見つけたから、それを取って、**彼**の小さなテーブルに行って、小さな洗面器にぬるま湯を入れて、それからタオルを入れた。
人々が人の熱を治すのは、こんな感じなんだよね。
小さな洗面器を**パヴェル**のベッドの隣のテーブルに置いたとき、**私**は息をのんで、頭をかいた。
「これ、どう始めればいいんだ?」って**私**は苛々しながら聞いて、それから**パヴェル**の隣に座った。
**私**は数分間、まだ意識のない**パヴェル**を見つめていた。
「反省しろよ、お前は自分を甘やかしすぎだ」って**私**はつぶやいて、それからぬるま湯に入れたびんぽうを絞り始めて、**彼**の頭を優しくこすった。そうしてる間、**私**の心臓はドキドキしてた。何が起きてるのか、**私**にはわからなかった。**私**の肌が**彼**の肌に触れるたびに、**私**たちの過去に起きたイメージが頭の中に浮かんだ。
「近い」**彼**がまた**私**の名前を呼んだとき、**私**は**彼**の額を拭くのをやめた。**私**は微笑んで、**私**の名前を呼んでほしくなくて苛々してた過去を思い出した。
「**クサァラ**、あなたの名前だね。僕の名前は**パヴェル**。よろしくね」って**彼**は笑顔で言った。**私**はただ**彼**を見てたんだけど、**彼**はまた**私**のところに来て、**私**を驚かせたんだ。
「おはよう、**クサァラ**。一緒にご飯食べよう」って**彼**が言ったから、**私**はすごく困惑した。
「**私**のこと、ユニコって呼んでいいよ」って**私**は言ったら、**彼**はまた**私**を見た。
「なんで?**クサァラ**って呼んでほしくないの?」って**彼**は聞いた。
「嫌だし、名前で呼ぶのは禁止」って**私**が言ったら、**彼**は笑った。
「君の名前は綺麗だし、君は嫌だっ…」
「嫌だって言ってるんだから、嫌なの」って**私**は冷たく言ったら、**彼**はあっけにとられて、ふくれっ面をして、食べ物でいっぱいのテーブルに向かって椅子に座った。
「わかった、もう君の名前では呼ばないよ」って**彼**は言って、それから**彼**の前の席を指さした。
「**クサァラ**、何持ってくる?」って**私**が**パヴェル**をにらんだら、**彼**はただ微笑んで頭をかいた。
「ごめん、君の名前を言うのと同じくらいのことなんだ」って**彼**が言ったから、**私**は困惑したんだ。
**私**はまた**彼**を拭き続けたんだけど、次に拭いたのは**彼**の手だった。**私**の目は**彼**がつけてる財布に落ちて、**私**は微笑んで、**私**のポケットから**私**の財布を取り出した。
**彼**がそれを**私**にくれた時のことをまた思い出した。
「**ユニコ**、これを見て」って**彼**は**私**の方を向いて、突然**私**の手を握って、またいくつかのイメージを見せられたんだ。**彼**が**私**に財布をくれた時は、**私**は驚いたよ。
**私**はしかめっ面をして、微笑んでる**彼**を見て、**私**の左手に**彼**がくれた黒い財布を見た。真ん中にハート型の青い色があって、小さくて一つだけだった。
「綺麗だね。これも見てよ」って**彼**は言って、**彼**の右手を持ち上げたんだけど、**私**につけてくれた財布と同じものだったんだ。
**私**のおでこのシワはゆっくりと消えていった。**彼**は微笑んで、**私**を見た。
「あれは、僕たちの友情の象徴だよ」って**彼**は言って、それから**私**の手を離した。
**私**は財布を見た。象徴?
「今日から、**君**を他人として扱うだけじゃなく、友達として扱うよ」って**彼**は微笑んで言ったから、**私**は**彼**の笑顔の顔を見上げた。
**私**は**彼**の言葉に圧倒されて、ただ**彼**を見ていた。**私**の脳みそは**彼**の言ったことを処理できなかったんだ。**彼**はまた、目の前にある物を買い物に行ったんだ。
「今日から、**君**をユニークな人として扱うだけじゃなく、友達として扱うよ」友達。
**私**は、嬉しそうに飾り付けを見ている**パヴェル**の後ろ姿を見つめ続けた。こんなに小さくてシンプルなものを、誰かにもらったのは初めてだった。
**私**は**彼**がくれた財布を見た。そして、友達だって言われたのも初めてだったんだ。
**私**はまた、あの人の方を見た。なんでそんなふうなんだろう?なんでそんな行動をするんだろう?**私**は嬉しくないんだ、だってあなたは優しすぎで、寛大すぎるから。嬉しくないんだ、だってあなたは**私**のミッションをもっと難しくしてるだけだから。
この人…
**私**はかがんで、深呼吸をした。
…**彼**には、**私**には何かわからないものがあるんだ。
「**ユニコ**、早く行こう」って**彼**が心配そうに言ったから、**私**は**彼**の方を見たんだけど、**彼**は販売員を見てたんだ。
**私**は**彼**に近づいた。
「ごめんなさい」**私**は**パヴェル**の言ったことを聞いたから、**私**たちの前にいる怒った顔の女の子を見た。
「あなた、ここのものは無料じゃないのよ。全部お金払わなきゃダメなのよ、わかる? すぐに商品を全部開けて、まだ払ってないじゃないの」ってその女が言ったから、**私**は頭を下げてる**パヴェル**を見た。
**私**はしかめっ面をした。
なんで**彼**は、この女の子にそんなことをさせるんだ?**彼**は王子なのに、目の前にいる人に尊敬されないんだから、怒るべきでしょ。
**私**は悲しくなった。**彼**の顔の半分が覆われてて、誰にも認識されないようになってるのを忘れてた。
**私**は明らかに怒ってる女性を見た。
「**ユニコ**、金持ってる? ここの商品にお金がかかるなんて知らなかったんだ」って**彼**は言って、**私**の財布と**彼**の財布を指さした。
「金貨2枚でこの2つと同じで、これもだよ」って**彼**は言って、取ったものを見せた。ああ、疲れた。
「なんで金も持ってないのに、こんなもの取ったの?」って**私**が聞いたら、**彼**は笑って肩をすくめた。
「ここで誰かに恋に落ちるとは思ってなかったんだ」って**彼**はぷいっと言った。
「先に金を貸してよ。後で返すから」って**彼**が言ったから、**私**は心の中でニヤリとした。
**私**は女性を見た。
「ちょっと話してくるだけ」って**私**は言って、**パヴェル**に腕を回して、女性に背を向けた。
「聞いて」って**私**は言って、**彼**にくっついた。
「**私**も金持ってないの」って**私**はささやいたから、**彼**は驚いて**私**を見た。
「ええ、どういうこと?」って**彼**は聞いた。**私**は**彼**に微笑んだ。
「ちょっと考えたことがあるの」って**私**は言って、**彼**に近づいた。
「あの女がもう**私**たちを見てないときに、あなたが取ったものを持って出ていきましょう」って**私**は言ったら、**彼**は止まって**私**を見た。
「それはまずいよ」って**彼**は言ったから、**私**は困惑した。
「うん、知ってるけど、あなたは金を持ってないでしょ? ここには、あなたが買ったものを取ってくれる人がたくさんいるわ」って**私**は言ったら、**彼**はさらにしかめっ面をした。
「でも、それでもまずいよ、**ユニコ**」って**彼**は言って、**私**から離れていった。
**彼**は深呼吸して、自分の手を見た。
「綺麗だね、でもお金を払わずに取るのは間違ってる」って**彼**は言ったので、**私**は血が沸騰した。
「ありがとう」突然、**彼**がそう言ったので、**私**は止まった。**私**はゆっくり**彼**を見た。**彼**は**私**を見て、微笑んでいた。
「この場所に連れてきてくれてありがとう。忘れられない夜になるよ」って**彼**は笑顔で言ったので、**私**の目は見開いて、**彼**は突然**私**に近づいてきて**私**を抱きしめたんだ。
**私**は、突然頭の中に現れたイメージのせいで目を閉じた。**私**は唾を飲み込み、すぐに**パヴェル**を**私**から突き放した。**彼**は衝撃を受けて**私**を見ていたから、**彼**の目は細くなった。
「触らないでって言ったでしょ」って**私**は言ったら、**彼**は笑って、自分の頭に手を置いた。
「ごめん、仕方ないんだ。誰かをここに連れてきたのは初めてだから」って**彼**は言って、またその光景を見た。
**私**は**彼**を見つめ続けた。
もう休めないよ、混乱してる。**彼**が触ったり、**私**たちの肌が触れ合うたびに、**私**が見るものは何なんだろう?
あのイメージは何? リアルに感じるけど、どうしてそうなったんだろう?
**私**は深呼吸した。あのイメージが何なのか見つけ出す必要はないんだ。**私**の目的は、このミッションを終わらせるために、それを悪いことにすることだけなんだ。
「ところで、何時に家に帰る?」って**彼**は聞いて**私**を見た。
「あなた次第よ」って**私**は言って、それから**私**の背中を感じて、**私**がさっきから持ってたバッグを取った。
「あ」**私**はそれから**彼**にバッグを渡して、**彼**はすぐにそれを受け取った。
「これは何?」って**彼**は聞いて、**私**は顔をしかめた。
「知ってること開けて」って**私**は言って、それから床に寝転がって目を閉じた。
突然、周りが静かになったので、**私**はしかめっ面をして目を開けて、それから**パヴェル**を見た。**彼**の目はしわくちゃで、バッグの中身を見てたんだ。**彼**は**私**を見た。
「どうやって手に入れたの?」って**彼**は聞いて**私**を見た。**私**は笑った。
「盗んだんだ」って**私**が答えたので、**彼**の目は見開かれた。**私**は大声で笑い、それから座った。
「もちろん、買ったんだよ」って**私**が言ったら、**彼**のしかめっ面はゆっくりと消えて、彼は微笑んだ。
「でも、金を持ってないって言ったのに?」って**彼**は聞いて、バッグの中身を取り出した。**私**はニヤリとした。
「それでも負けるよ」って**私**は前を見て言った。
「そして、このブレスレット? これはユニークだ! 金いくら使ったの? 宮殿で返すよ」って**彼**が言ったので、**私**は**彼**を見た。
「心配しないで。金のことなんて何も知らないの」って**私**は言ってニヤリとした。突然、何か思いついた。
**私**は**彼**が取ったものを取り出すのを見てた。もうバッグがいっぱいになってて、**私**の唇の笑顔は消えた。**彼**が**私**と同じブレスレットを持ってるのを見たときね。**彼**は**私**の手を見て微笑んだ。
「持って帰ったと思ったよ」って**彼**は言って**私**を見た。**私**は顔をしかめた。
「一度**私**に渡されたら、もう取り返せない」って**私**は言って、笑顔で**彼**を見た。**私**は**彼**がブレスレットを手に付けてるのを見てた。彼は**私**を見て、ブレスレットがつけられた手を見せてくれたんだ。
「ほら、また僕たちの友情の象徴をつけてるよ」って**彼**は言って、それから**彼**が取り出したものをバッグの中に入れた。**私**は**彼**がそれをバッグの中に入れるまで見てたんだけど、突然**私**を見て微笑んだ。
今まで…まだつけてるんだね。
~~~おしまい~~