第129章 時間
ネット民たちが「白羽がなんでこんな顔してんだ?」ってザワついてる時、カメラマンがナイスアイデアで、すぐにカメラを回してローラが書いた文字を激写!
ライブ配信の部屋が、一気に大爆発!
「え、やば!これマジで両手で書いたの!? ママ!」
「ローラは別に悪くないと思う。この字が出たら、さっきの字とかマジでゴミじゃん。」
「この字、ガチでスゲー!スゲー!」
リリーはいつもココの動向をチェックしてるんだけど、一瞬で事態の逆転に気づいて、顔色が一変。
マジかよ!
どれくらい時間が経ったか、ステージの空気が重くなったままだったんだけど、校長先生がその静寂を破った。
「白羽、お前はローラに対して間違ってる! 他の人に謝れ!」
白羽はハッと我に返って、グッと手を握りしめた。
校長先生の言葉がなくても、彼はローラを睨みつけて、頑なに主張した。「もしかしたら、良い字を書けるかもしれないけど、この作品は明らかに魏先生の字だ!」
...
その時、黒いバンが学校に到着。
車内。
「あー、あの女の子の字がどれだけスゴイか、マジで知らないだろうな。後で見れば分かる。」武は太ももを叩きながら、熱弁。
彼の親友が助手席に座っていて、興味津々。
「マジで?そんなに褒めてるんだから、俺も今、お前の孫にめっちゃ興味あるんだけど。頼むぞ!」
目的地に着くと、二人は車から降りて、キャンパス内を話しながら笑いながら歩いた。
ちょうど、白羽の言い分を一部始終、丸見えの状態。
それで、盛紅玉はそれをしばらく眺めていたんだけど、ついに口を開いた。「白羽、この字が本当に魏雄さんの字だって確信してるのか?」彼は白羽の手にある「巻」の字を指さした。
白羽は中を見て、話しているのが盛紅玉だと気づいて、ドキッとした。
え、まさか、前回の書道協会の会長? いろんな書体の字が得意で、どの字も高値で売れるってやつ。なんでここにいるんだ?
動揺した後、すぐに冷静さを取り戻した。
白羽は断言した。「会長、確信しています!」
盛紅玉はよく分からない顔でその字をしばらく見つめていたんだけど、突然怒り出した。「魏雄が書いた? 魏雄が書けるわけがない! すぐに魏雄を呼べ!」
ステージの下で、リリーは盛紅玉があんなに確信しているのを見て、ますます動揺した。
でも、よく思い出してみたら、魏雄と直接話したわけじゃない。リリーはまた落ち着いて、白羽が裏に走っていくのを静かに見ていた。
数分後、魏雄が現場に呼ばれた。
顔の疑念は、盛紅玉を見た瞬間に尊敬の念に変わった。「会長、私をお呼びでしょうか?」
「うむ。」盛紅玉は鼻から返事をして、彼を軽蔑するように一瞥し、それから印のある字を指して尋ねた。「これはお前が書いたのか?」
この字を見たのはつい三日前。魏雄は一目でこの字だと分かって、笑った。「はい、はい、ただの練習作品でして、会長、お笑いになっていただければ幸いです。」
白羽はタイミングよく口を挟んだ。「会長、言ったでしょ。これは確かに魏先生の字で、間違いありません。」
「話は全部済んでから話せ!」盛紅玉はわざと叱責した。
白羽が素直に黙るのを見て、彼はただ魏雄を見て尋ねた。「お前が書いたのか? じゃあ、いつ書いたのか言ってみろ。」
「えーと…」魏雄は一瞬ためらったんだけど、この字のこと全然覚えてなくて、適当な時間をでっち上げた。「10月12日です。」
盛紅玉は怒って笑った。「四日前に書いた? でも、俺は一週間前にこの字を見たぞ?」