第81章 ドロップアウト
キンバリー、めっちゃキレて叫んだ。
スマホの電源をオフにしようとしたその時、何人かの熱狂的なファンからメッセージが届き始めたんだ。
「キン、今回でキンって呼ぶのは最後にしとくわ。他のファンは若いから気づかないけど、あなたがさっきの言葉を投稿した時、ローラを宣伝に使ったんでしょ? マジでガッカリした。今回ばかりはフォロー外すわ。さよなら。」
他のメッセージも、内容は違えど、ほぼ同じ内容だった。つまり、みんなフォローを外すってこと。
キンバリー、マジで落ち込んだ。
長年応援してくれたファンが、みんな消えちゃったんだから!
エリックに電話して、話しながら涙が止まらなくなっちゃった。「エリック、助けて…」
一方その頃。
テイラー先生は飛行機から降りて、学校に急いで向かった。
最近ネットで起きてる事、先生は詳しく見てなかったけど、大体のことは知ってた。
ローラを学校に入れたことを、ちょっと後悔してたんだ。
校長先生を見つけて、テイラー先生はニッコリ。「ローラを退学させようと思って。ほら…」
校長先生、ビックリ。
ローラ? 退学?
ちょっと迷ってる。「もしかして、ローラを2組に転校させなかったから…?」
「違う!」
テイラー先生、とっさに言い訳しようとしたんだけど、その時、噂を聞きつけたローラが、先生を止めに走ってきたんだ。
「テイラー先生。」
ローラは、気まずそうな顔のテイラー先生を見た。「私が退学するかどうかは、先生には関係ないことです。」
「私、私…」
テイラー先生は最初は気まずそうだったけど、何かを思い出して、自信満々に言った。「校長先生、私もこんなことしたくないんですよ。でも、ローラのあのスキャンダルで、もし学校にいたら、彼女が傷つくかもしれないと思って…」
校長先生、ビックリした顔。「スキャンダル? 何のスキャンダルですか? ローラはすごく頑張ってるじゃないですか。なんでそんな話を聞いたことがないんだろう?」
テイラー先生、迷ってる。「彼女が、おじさんを誘惑したって…」
校長先生は呆然として、複雑な表情で、遠回しな言い方をした。「テイラー先生、最新のTwitter見てないんですか?」
そう言って、校長先生は慎重にページを開いて、スマホを差し出した。
テイラー先生、読み終わった後、言葉を失った----リリーの計画、まさかの…失敗。
テイラー先生、もう何も言えない。
ローラは、テイラー先生がしばらくは自分を退学させないだろうってこと、わかってる。
話が終わっても、校長室から出なかったんだ。
校長先生に用があったから。
ローラは、一枚の紙を校長先生に渡した。「これが、私がツイートした女の子達について調べた情報です。」
校長先生は紙を受け取って、ざっと目を通した。
真剣な表情になって、「心配しないで、ローラ。私が何とかするよ!」
「はい。」
ローラは満足そうにうなずいた。「校長先生、私はもう行きます。」
ローラがくるっと向きを変えて出て行くのを見て、テイラー先生は追いかけて、二人で校長室を出たんだ。
廊下を歩きながら、テイラー先生は退学の話を忘れたみたい。「ローラ。」
先生は言った。「全部話してくれなかったから、ちょっと誤解しちゃったわ。」