第143章
3時間後、もう汗だく。明日は学校だから、遅くまでやりたくなかったんだよね。今まで全然勉強してなかったし。今の状況はマジでカオスだけど、それでも勉強は投げ出したくなかった。親にも、こんなヤバいことになってるのを知られたくなかったし、心配させたくなかったし。
シャワーを浴びた。疲れた筋肉が文句言ってるのがわかった。バスルームまで歩くのもやっと。シャワーを浴びてスッキリしたから、お湯を止めて、タオルで体を拭いた。パジャマを着ようとしてたら、スマホが鳴ったんだ。
アダムからの着信だって表示されて、マジで無視したくなった。さっきのことでまだイライラしてたし。彼の説教なんて、もう聞く気力もなかった。ただベッドに入って、明日の地獄に備えたかっただけなんだ。
でも、アダムは俺に連絡くれたから、ちょっとは評価してあげてもいいかなって思った。電話に出て、黙って彼の話を聞くことにしたんだ。しばらく静かだったから、もしかして間違って電話かけちゃったのかな?って思ってたら、彼女の声が聞こえてきて、マジで鳥肌立った。
「アダム、ダーリン、今日の晩ご飯は何?」 彼女の声は、アダムの声より大きかった。アダムが電話かけてきたんじゃなかったんだって確信した。謝りにきたわけでもないし。ていうか、俺に電話してきたわけじゃないんだと思う。キーラの低い声が聞こえてきて、俺の予想が当たったってわかった。
「あんたが言ってたこと、聞いたよ、ビッチ。なんで私たちの邪魔するの、カサンドラ?そんなに嫉妬深い女にならないでよ。」 キーラは、アダムに聞こえないように、小声で嫌味を言ってきた。
あいつのこと全部投げ出して助けてあげた女のことなんて、完璧な彼女様は気にしないだろうけどね。
俺は歯ぎしりした。「ちょっと、あんた、もし彼とか彼の家族に何かあったら、あたしはー」 言い終わる前に電話が切れちゃって、マジでイライラして叫んだ。
その日のうちに、プレストンに2回目の電話をして、弟をあの吸血鬼から遠ざけるように頼んだ。
プレストンの挨拶も待たずに話し出した。「プレストン!弟をあのクソ女から引き離して!一緒に家にいて、晩ご飯食べるらしいんだよ!電話して、あいつを連れ出して!」 電話に向かって怒鳴った。アダムにはムカついてるけど、それでも馬鹿な彼を心配してたんだ。俺を信用しないだけで傷ついて欲しくなかった。
「ケイシ?何の話?」 マディソンの声が聞こえて、マジでため息出た。今日は何なの?彼氏の電話に出る日?
あんたには彼氏いないじゃん。
クソ良心。
「あー、聞いちゃってごめんね。」 マディソンにはできるだけ優しく挨拶して、急いで続けた。「プレストンに電話代わってくれる?」
彼女が少し躊躇したけど、最終的に「わかった」って言ってくれた。プレストンに電話して、彼にスマホを渡してくれた。少なくとも、あっちの彼女はまともだった。
「どうした?」 プレストンはさっきの挨拶を繰り返したから、俺は目を回して、マディソンに怒鳴ったことを繰り返した。プレストンも俺の声の緊急性に気づいたみたいで、小さな声で悪態をつきながら、すぐに電話を切った。
俺は疲れてため息をついて、ベッドに倒れ込んだ。
もう疲れたし、アダムのことなんて心配するのも飽きた。キーラに近づくなっつってんのに、あいつは何したって?あのクソ女と晩ご飯だって。
俺を信用してないアピール、サンキューな、マジで。
それが最後のイライラした考えで、次の日の朝、目覚ましをセットするのを忘れて、ついに眠ってしまった。